ドラマ1週間:古川琴音、「あんぱん」で5年ぶりの朝ドラ 目黒蓮は日曜劇場初出演へ

連続テレビ小説「あんぱん」で中尾星子を演じる古川琴音さん (C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」で中尾星子を演じる古川琴音さん (C)NHK

 1週間の主なドラマのニュースをまとめて紹介する「ドラマ1週間」。今回(8月30日〜9月5日)は、古川琴音さんが、NHK連続テレビ小説「あんぱん」で、5年ぶりに朝ドラに出演すること、「Snow Man」の目黒蓮さんが、10月期の「ザ・ロイヤルファミリー」で、TBS系日曜劇場に初出演を果たすことが話題になった。前後編で取り上げる。

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 9月3日、前田公輝さんと水沢林太郎さんが、10月期の連続ドラマ「おいしい離婚届けます」(中京テレビ・日本テレビ系、水曜深夜0時24分)でダブル主演を務めることが明らかになった。前田さんは現在放送中の「完全不倫」(日本テレビ系、火曜深夜0時24分)に続き2期連続の連ドラ主演で、水沢さんは地上波連ドラ初主演となる。公私ともにパートナーの弁護士の音喜多初(前田さん)と探偵の伊勢谷海(水沢さん)は離婚弁護を請け負っている。2人は、後輩女子アナを次々と襲う“下劣な有名司会者”、同性の恋人を裏切って異性との結婚を選んだ“気まぐれ女”といったくせ者を相手に奮闘。ついには“死者からの離婚依頼”が……というヒューマンリーガルドラマだ。

 3日、桜田ひよりさんと佐野勇斗さんが、日本テレビ系の10月期新水曜ドラマ「ESCAPE それは誘拐のはずだった」(水曜午後10時)でダブル主演を務めることが明らかになった。ともに民放キー局によるゴールデン・プライム(GP)帯のドラマ初主演となる。日本有数の企業、八神製薬社長の一人娘・八神結以(桜田さん)は、20歳のバースデーパーティーの日に林田大介(佐野さん)らによって誘拐される。ところが計画はあえなく失敗。呆然と立ちすくむ大介に、結以はなぜか「私と一緒に逃げて!」と言い出し、“人質と誘拐犯”の奇妙な逃避行が始まって……と展開する。

 3日、「Snow Man」の目黒蓮さんが、10月期のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)に出演することが分かった。目黒さんは初の日曜劇場出演。演じるのは物語の鍵を握る重要な役だが、詳細は一切明かされず、ドラマ本編で解禁される。メガネ姿のビジュアルも公開されたが、アイドルとしての姿やこれまで出演した作品で演じてきた役では見たことのないものとなっている。ドラマは、妻夫木聡さんが主演を務め、税理士の栗須栄治を演じる。栗須はあることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまう。そんな中、馬主である山王耕造(佐藤浩市さん)との出会いにより、人生が大きく動き出す。

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 3日、古川琴音さんが、今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演することが明らかになった。古川さんが朝ドラに出演するのは2020年度前期の「エール」以来5年ぶり。古川さんが演じる中尾星子は、のぶ(今田さん)が自宅の茶室で開く小さなお茶教室の生徒。アンパンマンの魅力に早くからほれ込むようになる……という役どころだ。古川さんは「大好きで見続けてきた本作に、まさか自分が出演できるなんて……しかも物語のラストを彩る大切な役をいただき、震えるような気持ちでいっぱいです」とコメントした。

 3日、日本テレビ系の10月期の土曜ドラマ「良いこと悪いこと」(10月11日スタート、土曜午後9時)で、顔を伏せられていたキャスト陣が発表され、間宮祥太朗さんと新木優子さんが、ダブル主演を務めることが明らかになった。ドラマは、小学校時代の同級生の不審死にまつわる考察ミステリー。間宮さんが演じる高木将は、平成15年度鷹里小学校6年1組の卒業生で、クラスのリーダー的存在で「キング」と呼ばれていた。現在は、実家の高木塗装を継いだ3代目社長。新木さん演じる猿橋園子は、6年生の時に鷹里小にやって来た転校生で「どの子」と呼ばれていた。現在は、「週刊アポロ」の記者である傍ら、「美人すぎる記者」として会社の広告塔も務めているという役どころだ。

 4日、柴咲コウさんが、11月19日午後10時から配信されるABEMAのオリジナルドラマ「スキャンダルイブ」(全6話)で主演を務めることが明らかになった。柴咲さんがドラマで主演を務めるのは5年ぶり。芸能事務所“Rafale”の看板俳優Fが地上波ドラマ主演にこぎつけた矢先、事務所代表の井岡咲(柴咲さん)の耳に、Fの「“不倫スキャンダル”が掲載される」という週刊誌からの告知が飛び込んでくる。記事の執筆者は、数多くの芸能人のスキャンダルを白日の下にさらしてきた週刊文潮の記者、平田奏(川口春奈さん)だった。記事発売まで、あと72時間。事務所と週刊誌のし烈な争いが火ぶたを切る。

 5日、「timelesz(タイムレス)」の松島聡さんが、10月4日にスタートするテレビ朝日系オシドラサタデー枠(土曜午後11時)のドラマ「パパと親父のウチご飯」で、白洲迅さんとダブル主演を務めることが分かった。松島さんは地上波連ドラ初主演で、松島さんは短気でケンカっ早いヤンキー系柔道整復師の千石哲、白洲さんが優しいマンガ編集者の晴海昌弘を演じる。2人ともシングルファーザーで共同生活をしながら子育てに奮闘する。千石の娘の愛梨を子役の棚橋乃望(たなはし・のの)ちゃん、晴海の息子の清一郎を子役の櫻(さくら)くんが演じる。乃望ちゃんと櫻くんはオーディションで選出ばれた。

 5日、仲間由紀恵さんが、10月9日にスタートするフジテレビ系「木曜劇場」(木曜午後10時)枠の新ドラマ「小さい頃は、神様がいて」で、主演の北村有起哉さんと夫婦役を演じることが明らかになった。北村さんが地上波のゴールデン・プライム帯ドラマの主演を務めるのは初めて。人気脚本家・岡田惠和さんの完全オリジナル作で、3階建てのレトロマンションに住む3家族の物語を描いたホームコメディーとなる。3階で暮らす、2人の子を持つ小倉渉(北村さん)と妻・あん(仲間さん)を中心に人生模様をユーモラスに描く。物語は19年前、小倉夫婦があることがきっかけで「子どもが二十歳になったら離婚する」という約束を交わすところから始まる。

 5日、鈴木亮平さんが主演を務める人気シリーズ「TOKYO MER~走る緊急救命室~」の劇場版第3弾が公開されることが明らかになった。鈴木さんは「『死者0』という理想を胸に挑む彼らの変わらぬ姿を、皆様に再びお届けできることを誇らしく感じています」と続編決定を喜んだ。「TOKYO MER~走る緊急救命室~」は、都知事の命で新設された「TOKYO MER」という救命救急のプロフェッショナルチームを描いた本格医療ドラマ。連続ドラマが2021年7月期にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送され、劇場版第1作は、2023年4月に公開され、興行収入が約45億3000万円を記録。第2作は8月1日から公開されている。

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