ばけばけ:ヒロイン夫・ヘブンの教え子に杉田雷麟、日高由起刀、下川恭平 287人が参加したオーディションで選出(コメント全文)

連続テレビ小説「ばけばけ」に出演する杉田雷麟さん(左)、下川恭平さん、日高由起刀さん(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」に出演する杉田雷麟さん(左)、下川恭平さん、日高由起刀さん(C)NHK

 高石あかりさん主演で、9月29日にスタートする2025年度後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」の新たなキャストが9月20日、発表された。ヒロイン・松野トキ(高石さん)の夫となるレフカダ・ヘブン(トミー・バストウさん)の松江中学の教え子として、杉田雷麟さん、日高由起刀さん、下川恭平さんが出演する。3人は287人が参加したオーディションで選出された。下川さんは朝ドラ初出演となる。

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 杉田さん演じる錦織丈は、英語教師である錦織友一(吉沢亮さん)の弟で、松江随一の秀才と称される兄を尊敬し、その背中を真っすぐに追う。

 日高さん演じる正木清一は、錦織以来の「大盤石」の再来と目される秀才で、将来を嘱望されている。

 下川さん演じる小谷春夫は、純粋で素直な好青年だが、それゆえ思い込みが激しい一面も……というキャラクターだ。

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 「ばけばけ」は、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)とセツ夫妻をモデルに、「怪談」を愛するヒロインが、外国人の夫と共に、何気ない日常の日々を歩んでいく姿を描く。脚本は、NHKの「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」やWOWOWの「撮休シリーズ」などを手がけたふじきみつ彦さんが担当する。

 ◇杉田雷麟さんのコメント

 錦織丈役を演じさせていただく、杉田雷麟です。今回の役は、エリートが集まる学校の生徒であり、先生として働く錦織友一の弟でもあります。最初に台本を読んだとき、自分にとっては少し意外なキャラクターだと感じました。でもだからこそ、この「エリート」という役に挑戦できることにワクワクしています。俳優の醍醐味(だいごみ)は、普段の自分とは違う人物になりきれること。この役を通して新しい一面を引き出せるよう、思いっきり楽しんで臨みたいと思います!

 ◇日高由起刀さんのコメント

 松江中学の生徒である正木清一役を演じます、日高由起刀です。正木という人物は、日本の将来に大きな野望を持ち、秀才でありながら少し子供のような一面も持っています。舞台となる明治時代の「学生」としての自覚を持ちながらも、同級生の丈や小谷とのやり取りや、何かに没頭している時の彼の世界観に注目していただければうれしいです。そんな正木と向き合いながら、どこか愛らしいところを皆様にお届けできればと思います。脚本を読んだとき、「ばけばけ」は笑いが多い印象で、実際に映像になるのがとても楽しみです。ワクワクしております! よろしくお願いいたします。

 ◇下川恭平さんのコメント

 小谷春夫を演じさせていただきます、下川恭平です。小谷は、この時代のエリート達が集まる松江中学の生徒でありながら、どこか抜けていて親しみやすさがあったり、不器用ながらも真っすぐな性格が見ていてほほ笑ましくなるような、魅力あふれるキャラクターです。高石あかりさんとは以前全編即興の映画で共演した際に、その場を制するようなお芝居に刺激を受けてからずっと尊敬していたので、今回またご一緒できてすごくうれしいです。トキと小谷の関係にもぜひご注目ください。よろしくお願いいたします!

 ◇制作統括・橋爪國臣さんのコメント

 ヘブン先生と錦織先生の教え子である松江中学の生徒たちは、オーディションを開催し287人の応募者の中から決定しました。

 杉田さん演じる錦織丈は、吉沢さん演じる兄・友一を追いかける存在です。杉田さんならではの独特の温度感をまとったお芝居は、兄を演じる吉沢さんと通じるものがあります。兄弟の絆がどう描かれるのか、これからの撮影が非常に楽しみです。

 日高さんが演じる正木は、優秀な生徒がそろう松江中学でも特に秀でた存在。日高さん自身からにじみ出る実直さが、ひたむきに未来を見つめる正木の生き様と重なります。明治の世に、きっとこんな生徒がいたに違いないと感じさせる、熱量あふれるお芝居にご注目ください。

 下川さんが演じる小谷は、他の2人とは一味違い、少し抜けている愛すべきキャラクターです。彼なりに一生懸命突き進む姿は、きっと多くの視聴者をほほ笑ましい気持ちにさせてくれると思います。絶妙な加減が求められる難しい役どころを、下川さんが見事なバランス感覚で演じてくれています。

 いよいよ放送まで、あと1週間となりました。すばらしいキャストの皆さまと共に、毎朝が楽しみになるような時間をお届けします!

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