近藤サト:父親の最期の言葉はひとこと それだけ?とも思ったが心に残る 「徹子の部屋」で

9月22日放送の「徹子の部屋」に出演した近藤サトさん=テレビ朝日提供
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9月22日放送の「徹子の部屋」に出演した近藤サトさん=テレビ朝日提供

 フリーアナウンサーの近藤サトさんが、9月22日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。66歳で亡くなった父親の最期の言葉や自身の目標などを語った。

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 父親は勉強に憧れたが、家がそれほど裕福ではなかったため大学に行くことができず、就職先で大卒の人たちとの差がついた様子で、「お前は頑張れ。岐阜もいいけれど、東京に出ないと立心出世はできないぞ」「これからは女でも先頭に立って歩く時代だ」と語るなど、「生きることや人生に対して非常に前向きな人間」だった。

 子供の頃からいろいろな言葉を聞かされた。西郷隆盛が座右の銘とした「敬天愛人」をはじめ、言い訳をすると「巧言令色少なし仁」など、常に言っていた。30代頃から入退院を繰り返し、「非常に危険な手術だったんですが、1%でも可能性があるのであればということで望んだのですが、結局うまくいかなくて、亡くなってしまいました」。享年66。

 いろいろな言葉を聞いてきたので、父親が最期に何を言うんだろうと身構えた。「ひと言『人生は楽しいぞ』と言ったんです」。それだけ?とも思ったが、総括として人生は楽しいものなんだということが心に残った。

 イベントプロデューサーと結婚して22年。息子は21歳。エンターテインメントの業界の経営に興味を持っている。自身の目標は、着物愛好家として、 YouTuberや美(ちゅ)ら島沖縄大使をしながら、「最終的には声の表現を死ぬまで突き詰めていきたいと考えております」。

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