ザ・ロイヤルファミリー:競走馬の産地、北海道・日高地方でロケ 妻夫木聡「馬と心が通い合う瞬間が撮れた」

「ザ・ロイヤルファミリー」に出演する(左から)佐藤浩市さん、妻夫木聡さん、目黒蓮さん(C)TBS
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「ザ・ロイヤルファミリー」に出演する(左から)佐藤浩市さん、妻夫木聡さん、目黒蓮さん(C)TBS

 俳優の妻夫木聡さん主演で、10月12日にスタートするTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)。日本有数の競走馬の産地である北海道・日高地方で約2週間にわたるロケが行われ、妻夫木さん、佐藤浩市さん、目黒蓮さんがコメントを寄せた。

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 ドラマは早見和真さんの同名小説が原作。税理士事務所を営む父のことを尊敬してきた栗須栄治(妻夫木さん)だが、あることをきっかけに税理士としての挫折を味わい希望を見出せなくなってしまう。そんな中、馬主である山王耕造(佐藤さん)との出会いにより、突然止まってしまった人生が大きく動き出すことに……というストーリー。

 日高地方では、第1話で栗須と耕造が初めて顔を合わせるセリ会場でのシーン、栗須が元恋人の加奈子(松本若菜さん)と偶然再会するシーンなど、止まっていた栗須の人生が大きく動き出すきっかけとなる重要な場面の撮影が行われた。

 セリ会場でのシーンでは、地元・日高の方々がエキストラとして参加。実際のセリを運営するスタッフや馬主の方々も参加したという。

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 ◇妻夫木聡さんコメント

 馬との撮影は、人間の都合だけではうまくいかないこともありますが、馬と心が通い合う瞬間みたいなものが撮れたのではないかと思います。北海道での撮影は、地元の方々が「普段はこんなことないよ」とおっしゃるくらい雨が多くて(笑)。ですが、雨でもうまく心情とリンクしている気もしますし、北海道の土地にすごく助けられているんだなとつくづく思います。

 セリ会場では日高の方々と撮影させていただいたのですが、実際に馬主の方々もいらっしゃると思いますし、本当のセリの臨場感を皆さんわかっているので、スムーズに撮影を進行することができて本当に助けられました。たくさんの人の思いを託して継承されていく、歴史があるということを撮影を通して日々学ばせていただいてます。ぜひみなさんもこのドラマを通して、自分の中に秘められた情熱みたいなものを呼び起こしてもらえたら嬉しいなと思います。

 ◇佐藤浩市さんコメント

 僕は今までも馬と一緒に撮影する作品が多くて、もう半世紀近く馬に乗っているのですが、本当に馬ってデリケートなので、みんなで気を配りながらやらないといけないということを今回改めて感じました。本当に新しい形のドラマだと思います。馬が人間との間に入ることによって人間がどうなるのか、そういうことも含め色々なドラマを皆さんに味わってもらえると思います。

 ◇目黒蓮さんコメント

 僕は今日初めて馬との撮影だったのですが、いつカメラを回し始めたのか分からないくらい何も作らず自然に触れ合えて、なかなかない経験だったなと思います。北海道で色々なところをもっと見てまわりたいですし、お芝居という面でも先輩方であったり、周りの方々から色んなことを学んでいきたいと思います。

 このドラマを通して競走馬にはたくさんの人の思いが乗っているんだと改めて思い知りました。視聴者の皆さんにもそういう部分も感じていただけると思うので、ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図公開! 競馬の世界が舞台 妻夫木聡主演「撮影がとにかく楽しみ」

ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図 (C)TBSスパークル/TBS
ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」相関図 (C)TBSスパークル/TBS

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