想像を超える“びっくりなお店”を紹介するバラエティー番組「ヒューマングルメンタリー　 オモウマい店」（中京テレビ・日本テレビ系、火曜午後7時）。10月14日の放送は、山口県下松市、下関市にある食事どころ2軒を紹介する。

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◇下松市　おまかせ丼

　下松市の店は、こだわりの天ぷらと自家製の天丼ダレが自慢で、店の名物が「おまかせ丼」。鹿児島県産の黒豚ロースカツ2枚に自家製のタレ、溶き卵でとじたカツ丼の上に、揚げウインナー、野菜の天ぷら、揚げだし巻き玉子、1個400円の広島県産カキフライなどがのった贅沢（ぜいたく）づくし。合計14種の揚げ物に小鉢が付いて2000円というサービス価格だ。その味に感動した常連客は「おまかせ丼」を「しあわせ丼」と形容し、店に来るたび注文。興奮と感動を「キャハ！」「ハア！」と表現する。

　「サクサクでめっちゃおいしい」と評判なのが、バイク乗りのため考案した「バイク丼」（1300円）。山口県産のアナゴとエビ、タマネギ、ナス、ピーマンの天ぷらといった贅沢な組み合わせだ。「上天丼」（1500円）は、大きなエビの天ぷらが3尾のっている。

　天丼のほかにも、長崎を1週間食べ歩いて覚えた「長崎ちゃんぽん」（1200円）や、東京・月島のもんじゃ屋を食べ歩いて研究した「おまかせもんじゃ」（1600円）など、メニュー全150種以上。過去に急病で生死をさまよった経験のある店主は「せっかくもらった命じゃけ」と語る。

◇下関市　行列店再訪

　「計量するものは救われる」。前回の取材時、厳密な計量をポリシーとする店主の名言が話題となった下関市の食堂「オネット」。久々に訪問すると、開店前から行列ができる人気店になっていた。

　９月から新店舗での営業を開始した。多忙ながらしっかりとした計量は不変で、新メニュー「あさり塩ラーメン」（400円）は、酒10グラム、藻塩2.2グラム、黒コショウ0.1グラム未満、ショウガ1グラム、ガーリックバターオイル0.5グラム、うま味調味料0.2グラムをお湯190グラムで溶き、仕上げにあさり20グラムをのせて完成。

　このほか「マフィン」（150円）などデザートも、はかりを使って正確に調理する。そんな店主に「はかり」を売る有名企業から連絡が！？

　番組MCは、タレントのヒロミさん、進行はお笑いトリオ「バイきんぐ」の小峠英二さん。ゲストに俳優の手越祐也さん、タレントの村重杏奈さんが登場する。