ザ・ロイヤルファミリー:「俺んとこに来るかい? 行くとこないんだろ?」 “耕造”佐藤浩市に「ピッタリ」「引き込まれた」(ネタバレあり)

日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」第1話の一場面(C)TBS
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日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」第1話の一場面(C)TBS

 妻夫木聡さん主演のTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(日曜午後9時)の第1話が10月12日に放送された。佐藤浩市さん演じる株式会社ロイヤルヒューマン創業社長で馬主の山王耕造について「男気ある社長の役ピッタリ」と視聴者の拍手が広がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは早見和真さんの同名小説が原作。税理士だった父親に憧れ、自分も後を追いかけた栗須栄治(妻夫木さん)。挫折を経験し、希望を見出せなくなってしまったが、耕造の「世界」に飛び込んだことで、人生が大きく回転する……というストーリー。

 競馬事業からの撤退を迫られていた耕造。しかし、耕造の秘書が5年前から横領していた事実を栗須が突き止め、競馬事業からの撤退や所有馬の放棄をしないで済むことになった。しかし「大きな案件」を取り逃がした栗須は、所属していた大手税理士事務所を退職した。

 後日、耕造は栗須を新潟競馬場に呼び出し、馬主席に入れた。栗須は父親から一緒に働くことを提案されたが、大手税理士事務所で働く立場や評価を優先し、父親の誘いから逃げ続けた。結局、父親は1年前に急逝したが、栗須はそんな自分の自責の念を耕造にさらした。

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 「あのとき帰ってあげられていたら、そのことをこの1年、ずっとずっと後悔していました。だけど今日気づきました、父のおかげで私は今ここにいるんだと。初めて父の言う、人の役に立てました。人から感謝される仕事ができました」と涙をこぼす栗須に、耕造は「俺に言うなよ。親父さんに言えよ。でもよく話してくれたな。俺は親父が死んで立ち直れないような人間、嫌いじゃないよ」と優しく伝えた。

 涙目の栗須をまっすぐに見つめた耕造は「俺んとこに来るかい? 行くとこないんだろ? だったら来いよ。でもその前に親父さんに線香あげてこいよ。話すこといっぱいあんだろ」と声をかけた。

 SNSでは「佐藤浩市かっこいいな!」「いや~めっちゃくちゃ面白(おもしろ)かった! 佐藤浩市さんの演技凄(すご)すぎてめちゃくちゃ引き込まれた」「佐藤浩市さんの演技はとても好きで惹(ひ)き込まれるものがありました」「妻夫木聡&佐藤浩市、すてきだわ」と話題になった。

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