良いこと悪いこと:「いじめられた側は、忘れられないんですよ」“園子”新木優子が語った過去に視聴者騒然(ネタバレあり)

連続ドラマ「良いこと悪いこと」第1話の一場面=日本テレビ提供
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連続ドラマ「良いこと悪いこと」第1話の一場面=日本テレビ提供

 俳優の間宮祥太朗さんと新木優子さんがダブル主演を務める連続ドラマ「良いこと悪いこと」(日本テレビ系、土曜午後9時)の第1話が10月11日に放送された。同話では、高木将(間宮さん)ら元6年1組のメンバーがタイムカプセルを掘り起こしたことをきっかけに、同級生が不審死する事件が発生。その後、高木の前に同級生の猿橋園子(新木さん)が現れて過去のいじめについて語るシーンが描かれ、SNSで反響を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第1話は、東京郊外で小さな塗装会社を営む34歳の高木は、小学生のころはクラスのリーダー的存在で「キング」と呼ばれていたが、今はすっかり丸くなり、地元で家業を継ぎながら2歳上の妻・加奈(徳永えりさん)と小学4年生の娘・花音(宮崎莉里沙ちゃん)を養うパパになっていた。高木は、22年前に校庭に埋めたタイムカプセルのことなどとっくの昔に忘れていたが……。

 元6年1組のメンバーは、約束のタイムカプセルを掘り起こすため、22年ぶりに母校に集まる。高木と仲の良かった武田敏生(水川かたまりさん)も、専業主婦の土屋ゆき(剛力彩芽さん)、美容師になった豊川賢吾(稲葉友さん)、居酒屋を経営する桜井幹太(工藤阿須加さん)、学級委員長だった小林紗季(藤間爽子さん)もいる。

 担任だった大谷先生(赤間麻里子さん)は今や校長先生だ。そして美人記者としてテレビや雑誌で大活躍の園子に、武田や桜井は「俺のこと覚えてますか!?」と大はしゃぎする。

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 掘り起こしたタイムカプセルには、22年前に描いた「みんなの夢」の絵が入っていた。桜井は「消防士」の絵、武田は「空を飛ぶ」絵など、それぞれが自分の描いた絵を見て懐かしむ。「高木くんは何描いたの?」と聞かれた高木は、慌てて絵を隠す。

 誰が入れたのか、タイムカプセルの中には1冊の卒業アルバムもあった。高木らは、6年1組のページを見て絶句。高木を含めた6人の顔写真が、無残に塗りつぶされているのだ。「なぜこの6人が?」と一同は首をかしげるが、高木だけは6人の共通点に心当たりがあった。高木たちには、園子をいじめた過去があったのだった。そして夜、武田が突然何者かに襲われ、マンションの上階から落下して命を落とし……と展開した。

 翌日、桜井の店を訪れていた高木の前に、取材と称して園子が現れる。驚く高木は、思わず「どの子……」と園子の昔のあだ名を口にする。園子が桜井に、卒業アルバムの顔写真が塗りつぶされていた6人の共通点を聞くと、桜井はただの仲の良いグループだと答えるが、園子は高木に向かって「あなた先ほど私のことを『どの子』と呼びましたよね。つまり、覚えてるんですね。私を……いじめたことを」と語る。

 続けて園子は2人に、高木たちにいじめられたことを忘れていないと言い、「そんな昔のこと、今さら……」と場を収めようとする桜井に「今さら? 子供のころは誰かをいじめていた悪い子が、今は立派な大人になって、仕事して、結婚して、育児して。悪い子だったことなんてすっかり忘れて、さも昔からいい子だったみたいな顔して生きてるんだから、今さらそんなこと話すなと?」とまくしたてる。さらに、言葉を失う桜井に、園子は「いじめられた側は、忘れられないんですよ」と言い放つのだった。

 SNSでは、過去にいじめを受けていた園子の言葉が話題に。「刺さりすぎる」「いじめられた側からしたら今さらはないよな」「やられた方は鮮明に覚えてるものだよ」「いじめをしてただけでもクズなのに覚えてないのタチ悪すぎ」などのコメントが並び、話題を集めていた。

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