ボニージャックス玉田元康:「なかなか気持ちいいもの」と90代で新境地 90歳でのソロデビューに 「徹子の部屋」で

10月16日放送の「徹子の部屋」に出演した玉田元康さん=テレビ朝日提供
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10月16日放送の「徹子の部屋」に出演した玉田元康さん=テレビ朝日提供

 91歳になった、男性コーラスグループ「ボニージャックス」の玉田元康さんが、10月16日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。ボニージャックスの歩みや90代でソロで歌う心境などを語った。

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 「ボニージャックス」は、早稲田大グリークラブのメンバー4人で結成、3人が亡くなった。コロナ禍でコンサートが中止になるなどし、事務所の経営が悪化。倒産した当時は88歳だった。引退を考えたが、新しい事務所から、まだ歌えると激励された。「ダークダックス」「デューク・エイセス」と共に歩んだ華やかな文化現象を語り継ぐためにも「ボニージャックス」は名乗り続けた方がいいと言われたという。

 90歳の時にソロデビュー。「(グループ時代は)男声合唱のベースを歌うことを追究して来たので、それは楽しかったんですけれど、自分でメロディーを歌うのはあまりなかった」が、1人でも歌えるようにしなさいと言われた。

 ソロデビューし、CD「男たちの子守歌」をリリースした。「なかなか気持ちいいものですね、ソロで人様の前で歌うのは。新しい境地です」と顔をほころばせる。各地でコンサートも開催。介護施設で週4日働いてもいる。「おかげさまで健康だけは恵まれているので、神様と両親に感謝したいと思っています」と語る。今回、スタジオで「この素晴らしき世界」を独唱、「緊張しましたけど、いい気持ちでございました」と感想を述べた。

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