小さい頃は、神様がいて:「私は母として生きるためだけに生まれてきたわけじゃない」 “あん”仲間由紀恵の主張に「泣けた」 「勝手すぎる」の声も(ネタバレあり)

「小さい頃は、神様がいて」第2話の一場面(C)フジテレビ
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「小さい頃は、神様がいて」第2話の一場面(C)フジテレビ

 俳優の北村有起哉さん主演、仲間由紀恵さん共演のドラマ「小さい頃は、神様がいて」(フジテレビ系、木曜午後10時)の第2話が10月16日に放送された。仲間さん演じる小倉あんが「私は母として生きるためだけに生まれてきたわけじゃない」と語る場面が、視聴者の間で話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは「最後から二番目の恋」シリーズなどで知られる脚本家・岡田惠和さんのオリジナル。レトロなマンションに住む3家族を描くホームコメディーで、北村さんと仲間さんは夫婦役を演じる。北村さんは地上波ゴールデン・プライム帯ドラマ初主演。

 ある日、娘のゆず(近藤華さん)が家におらず、あんと二人きりになりたくない渉(北村さん)は、1階に住む永島慎一(草刈正雄さん)にあることを相談。慎一が希望したということにして、永島家に3世帯が集まり食事をすることになった。しかし、あんは渉の“企て”を見抜いていて、慎一に謝罪。永島家に集まった面々に気まずい空気が流れた。慎一の妻・さと子(阿川佐和子さん)が「やっぱり離婚するの?」とあんに聞いたことから、小倉家の離婚が話題になった。

 あんは、離婚をするつもりだと皆の前で宣言。渉に向かって「あなたという個人の問題じゃないの。精いっぱい考えてくれたんだろうと思う。できる範囲でね、それはわかってる」と言いつつも、「(自分が)どんどんおかしくなっていった」と告白した。

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 2人の子どものことにも触れて、「私は母という存在以外、何にもなかった。こんなにかわいい子たちのことがちょっと嫌になってった。なんで私は自分を我慢しなくちゃいけないの? なんにもなくならないといけないの? 母っていうのはそういうもんだろ、それが幸せだろ、って周りはそういう目で見てて……」と葛藤を明かした。

 そして「でも私は母として生きるためだけに生まれてきたわけじゃない。私には私の思いみたいなものがあって。なんでそれしか許されないの?」と大粒の涙をこぼした。

 SNSでは「最後のあんの告白には泣けた。気持ちわかる。よく頑張ったよって思う」「グサッとくるセリフ、、、母親で妻である前に一人の女性なんだよね」「仲間由紀恵のセリフ、グサグサ刺さってきて涙とまらないんだけど」「あんの気持ちはよくわかる。あんな風になりたくないから、仕事を諦めなかった」といった声が上がった。

 一方で、「うーん……あんの気持ち自分にはよくわからないな」「子供が小さい頃は産後鬱(うつ)みたいになるのはわかるけど、20年の間に幸せだと思うことは全く無かったのかな?」「あんムリだわ。勝手すぎるし、ないものねだりすぎる」「子育て中、私の人生がない、 なんて思った事ないけどな。子育てが幸せだった」という意見も上がっていた。

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