べらぼう:“京伝先生”古川雄大が本領発揮 美声披露に「ぜいたく!」の声 三味線=望海風斗の粋な演出、エリザベートファンも沸く

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第40回の場面カット (C)NHK
1 / 48
大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第40回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第40回「尽きせぬは欲の泉」が、10月19日に放送され、北尾政演/山東京伝を演じる古川雄大さんが“美声”を披露し、「中の人の本領発揮」などと視聴者の注目を集めた。

あなたにオススメ

 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第40回では、身上半減の刑を受けた蔦重(横浜さん)は、営業を再開し、執筆依頼のため京伝(政演、古川さん)を訪ねると、妻の菊(望海風斗さん)から、滝沢瑣吉(さきち、津田健次郎さん)の面倒をみてほしいと託される。

 蔦重は手代扱いで店に置くが、瑣吉は勝川春章(前野朋哉さん)が連れてきた弟子・勝川春朗(くっきー!さん)とけんかになり……。蔦重は、歌麿(染谷将太さん)の描いたきよの絵から女性の大首絵の案を思いつき、歌麿に会いに栃木へ向かう。

- 広告 -

 歌麿が江戸に戻って、また描き始めたことを鶴屋(風間俊介さん)から知らされる京伝。煙草入れの店(たな)を開きたいと言い出し、そのための金集めとして、書画会を催すことに。そんな京伝を待っていたのは“モテのスコール”。やんやの喝采を浴びた京伝の横では、妻の菊が三味線を鳴らし始め、京伝は自作の唄「すがほ」を歌い出した。

 SNSでは「えっ? 歌ってくれるの? ぜいたく!」「まさか歌を聴けるとは!」「ファンミというかミーグリというか、京伝ノリがよい」「京伝先生、美声だなぁ…」「さすが美声!」「さすがいい声」「ミュージカル俳優の真骨頂」といった声が次々と上がった。

 菊役の望海さんは元宝塚歌劇団雪組トップスターで、京伝役の古川さんとは共に「エリザベート」のキャストに名を連ねていることから、「エリザベートコンビでやるなんて粋やね」「エリザベート夫婦!」「望海風斗さんの三味線で歌う古川雄大ーーー! なんという幸せな画面。もうテンションおかしくなるわ」とファンは盛り上がっていた。

写真を見る全 48 枚

テレビ 最新記事