柏木由紀子:亡き夫・坂本九さんは「どこでも連れて行ってくれた」 40年前に中断したバッグ作りを再開 「徹子の部屋」で

10月20日放送の「徹子の部屋」に出演した柏木由紀子さん=テレビ朝日提供
1 / 1
10月20日放送の「徹子の部屋」に出演した柏木由紀子さん=テレビ朝日提供

 俳優の柏木由紀子さんが、10月20日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。亡くなって40年の夫・坂本九さんの人柄や、再開したバッグ作りなどを語った。

あなたにオススメ

 九さんは当時としては珍しいタイプの男性で、「褒め上手、話し上手、聞き上手だった」という。当時のあの世代の男性は、ゴルフやテニスなどの遊び事に妻を連れて行かない人が多かったというが、「(九さんは)どこでも一緒に連れて行ってくれる。一緒に行こう、一緒にやろうよ、みたいな感じで連れて行ってくれた」と振り返る。

 九さんは物作りも大好きで、笠間焼きなどをしていた。「楽しかったみたいです。(茨城県)笠間が疎開先の場所なので」と明かす。九さんは「みんなで何か面白いものを作ろう」と言っていた。二重になったビニールのふたの中に青色の水を入れて、女性が泳いでいる人形を浮かべたバッグを、面白いじゃないと言って一緒に作ったことがある。たくさん作り、原宿などで売ったりしたという。

 取り付けた電球が光るバッグを40年前に試作したことがあるとか。九さんが航空機墜落事故に遭い亡くなったことで中断したが、「40年たった今、どうしても私の夢としてもう1回作りたいと思って、電球も自分で買ってきて、つなぐものをいろいろ買ってきて」いるという。「外国の方とか、すごくびっくりして喜ばれるんです」と顔をほころばせる。

 黒柳さんは、40年前に柏木さんからもらったというバッグをスタジオに持参。柏木さんは「うれしい」と喜んでいた。

テレビ 最新記事