市毛良枝:コロナ禍で「オタク度を極めておりました」 デビュー55年目、自分の性格を変えたくて俳優に 「徹子の部屋」で

10月22日放送の「徹子の部屋」に出演した市毛良枝さん=テレビ朝日提供
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10月22日放送の「徹子の部屋」に出演した市毛良枝さん=テレビ朝日提供

 75歳の俳優、市毛良枝さんが、10月22日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。俳優になろうと思った理由やコロナ禍で追究したこと、子供時代のことなどを語った。

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 1971年にドラマでデビューして55年目。所属していた演劇部に教えに来ていた先輩の俳優に、どうすれば(俳優に)なれるのかと聞いたところ、「普通は養成所みたいなところに行く。できれば大きいところがいいから文学座にしたら。でも受かんないわよ」と言われたとか。18歳の時、文学座の研究所に「気楽な気分で」入ったという。

 「自分の性格を変えたくて、引っ込み思案で恥ずかしがり屋で、そこを直したくて、荒療治として、俳優になれば直るんじゃないかと思った」と語る。テレビに映ることが仕事になっても、夫役がいるとその陰に隠れたりしてしまう。友達の俳優らに「お前さ、映るのもギャラのうちなんだから映れ」と言われて前に引っ張り出されたりした。

  コロナ禍の最初の1年近くは家にいた。「ちょっとオタク的な気質があるらしくて、気に入った本とか、古い本、昔の本を読んでいたらすごく心が救われたんです。子供の頃に読んでいたような少女小説などをもう1回改めて読んでみた。そこにはまりまして。知識の迷路に迷い込んだような感じで、オタク度を極めておりました」と話す。

 父が46歳の時の子で、2人の兄は20歳近く離れていたので、「ほとんど1人娘のように育った」そうだ。「1人遊びが当たり前で、お友達を頭の中で想像して、その子たちにストーリーを作って、お家も作って、家の間取り図を作ったり、別荘を作って、島を持っている。そういうのが高じて今こうなっているのかなという気がします」と語った。

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