終幕のロンド:「世界ってこんなにきれいだったんだって」 涙する“こはる”風吹ジュンに「じーんとした」「胸にしみた」(ネタバレあり)

ドラマ「終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー」第2話の一場面(C)カンテレ
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ドラマ「終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー」第2話の一場面(C)カンテレ

 草なぎ剛さん主演の連続ドラマ「終幕のロンド ーもう二度と、会えないあなたにー」(カンテレ・フジテレビ系、月曜午後10時)の第2話が10月20日に放送された。こはる(風吹ジュンさん)と樹(草なぎさん)が公園で一緒に昼ご飯を食べる場面が、視聴者の胸を打った。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 妻を5年前に亡くし幼い息子を抱えた遺品整理人の鳥飼樹が、遺品整理会社「Heaven’s messenger」の仲間たちと共に、さまざまな事情を抱える家族に寄り添うヒューマンドラマ。

 陽だまりに包まれたベンチで、こはるの作ったおにぎりを食べた樹。くも膜下出血で突然妻に先立たれ、悲しみのどん底にいた過去の自分と、近い将来、母親を失って悲しみに暮れるであろう真琴(中村ゆりさん)の姿が重なる。

 樹は「元気で明るい妻だったんですが、今考えるといろいろ予兆はあったんです。あのとき気付いていたら何かできたんじゃないかって、今も」と打ち明けた。こはるは「きっと気付いていたとしても何もできなかったと思うわ。死ぬってことはその人だけのもので、親子でも夫婦でも誰とも共有できないものだから」と語った。

 余命3カ月の宣告を受けたばかりのこはる。「余命宣告された帰りね、夕日がすごーくきれいで。びっくりするぐらいきれいで。ああ、世界ってこんなにきれいだったんだって」と涙をこぼし、樹からハンカチを受け取った。

 SNSでは「こはるの言葉突き刺さった」「余命宣告されたこはるさんが夕陽を見て『世界ってこんなにきれいだったんだ』って涙を流す場面、すごく胸にしみた。死と初めて向き合ったからこそ心から湧いてきた生きてることの喜び」「こはるさんと鳥飼さんのシーンがすごく温かくて好きだなぁ」「こはるさんと樹さんのやり取りが見ていてじーんとしました」と話題になった。

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