写楽と歌舞伎:前代未聞“28作同時出版”デビューも、活動期間わずか10カ月 蔦重はどのようにプロデュースした?

10月27日放送の番組「蔦重と写楽が描いた歌舞伎の魂」の一場面 (C)NHK
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10月27日放送の番組「蔦重と写楽が描いた歌舞伎の魂」の一場面 (C)NHK

 俳優の木村多江さんが出演するNHK・Eテレの番組「木村多江の、いまさらですが…」では、10月27日午後7時半から「蔦重と写楽が描いた歌舞伎の魂」を放送する。テーマは「写楽と歌舞伎」で、蔦重がどのようにプロデュースしたのかを見ていく。

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 1794年5月、蔦重は写楽に歌舞伎役者の大首絵を描かせた。さらに、ぜいたくな雲母摺という光沢を出す手法を背景に用い、前代未聞の28作同時出版という、センセーショナルなデビューをさせる。

 歌舞伎の興業も大盛況で、パレードも行われた。しかし写楽は、わずか10カ月の活動で忽然(こつぜん)と姿を消す……。番組では、写楽が描いた4代目松本幸四郎について10代目にインタビュー。歌舞伎の伝統がどう受け継がれてきたのか伺った。

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