娘の命を奪ったヤツを殺すのは罪ですか?
最終回 捨て身の復讐、決着。
12月23日(火)放送分
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第42回「招かれざる客」が、11月2日に放送され、ラストで歌麿(染谷将太さん)が言い放った言葉が視聴者の注目を集めた。
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「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。
第42回では、歌麿の美人大首絵で持ち直し、書物問屋も始めた蔦重(横浜さん)は、年が明けて身上半減から店を立て直した。
歌麿の新作、江戸の「看板娘」を描いた錦絵も大評判となり、看板娘に会いたい客で各店は繁盛、江戸の町も活気づいていた。そんな中、てい(橋本愛さん)は蔦重に、“子ができた”と告げる……。
後半、蔦重は吉原への借金返済の代わりとして、歌麿に50枚の女郎絵を描かせることを決める。一方で歌麿は、自分の許可もなく話を進めてしまった蔦重に「借金のかたに俺を売ったってことか?」と不満をぶつける。
ていの妊娠が分かり、子の誕生を心待ちにする蔦重は「頼む! ガキも生まれんだ!」と切り出し、そのためにも店の「新たな売れ筋がほしい」と歌麿に頼み込む。
結局は折れる形となった歌麿だが、心中は複雑だった。後日、西村屋の二代目となる万次郎(中村莟玉さん)を前にし、歌麿は「このそろいものを描き終わったら、もう蔦重とは終わりにします」と“決別”宣言。万次郎の仕事の依頼を受けると語った。
SNSでは、蔦重の言動に批判の矛先が向けられ、「『ガキも生まれんだ』歌にそれはダメだよ」「『ガキも生まれんだ』とどめを刺したな…… 」「子供生まれる…でプツっと糸が切れたな歌…」「『おていさんには、苦労をかけたくないんだ』それいちばん歌に言っちゃダメな一言」「それ言う?」「歌くん、ええんやで、こんなやつ切ってしまっても…」「蔦重オメエよぉ」「蔦重が悪い」といった感想が視聴者から寄せられた。
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