べらぼう:第42回で描かれた江戸の「看板娘ブーム」 元祖・会いに行けるアイドル? ”推し”に群がる気持ち「分かるわぁ」と共感呼ぶ

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第42回の場面カット (C)NHK
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大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」第42回の場面カット (C)NHK

 俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマべらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)の第42回「招かれざる客」が、11月2日に放送された。同回では、当時の「看板娘ブーム」が描かれ、視聴者の関心を誘った。

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 「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は64作目の大河ドラマで、日本のメディア産業やポップカルチャーの礎を築いたとされる蔦屋重三郎(略して“蔦重”)の生涯を描く。脚本は一昨年、NHKで放送され、大きな話題となった「ドラマ10『大奥』」などで知られる森下佳子さんが手掛けている。

 第42回では、歌麿(染谷将太さん)の美人大首絵で持ち直し、書物問屋も始めた蔦重(横浜さん)は、年が明けて身上半減から店を立て直した。歌麿の新作、江戸の「看板娘」を描いた錦絵も大評判となり、看板娘に会いたい客で各店は繁盛、江戸の町も活気づく。

 「難波屋」では、きた(椿さん)が出す茶の値が一杯4文から48文にはね上がり、「高島屋」でもおひさ(汐見まといさん)が焼く煎餅に太客が列をなし、吉原でも芸者の豊ひな(門脇遥香さん)への指名が殺到。

 SNSでは、「看板娘ブームすごいなw」「看板娘ブーム。今にも通ずるところがありますねぇ」「江戸の看板娘ブーム 今でいう『会いにいけるアイドル』よね」「今で言う「会いに行けるアイドル」の元祖です!」などと視聴者は反応し、「看板娘に大金…アイドルの握手会みたいな状況かw」「推しに群がる気持ちわかるわぁ〜」「集金システム確立」「江戸時代の俺たちw」と共感を呼んでいた。

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