黒木メイサ:16年ぶり日曜劇場出演 「リブート」で“悪徳刑事”鈴木亮平の妻役に

日曜劇場「リブート」に出演する(左から)黒木メイサさん、原田美枝子さん、矢崎滉さん(C)TBS
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日曜劇場「リブート」に出演する(左から)黒木メイサさん、原田美枝子さん、矢崎滉さん(C)TBS

 俳優の黒木メイサさんが、2026年1月期のTBS系日曜劇場「リブート」(日曜午後9時)で、鈴木亮平さん演じる主人公の“悪徳刑事”儀堂の妻を演じることが明らかになった。黒木さんが日曜劇場に出演するのは2010年4月期の「新参者」以来約16年ぶりとなる。

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 物語は、鈴木さん演じる、妻殺しの罪を着せられた平凡なパティシエ・早瀬陸が、自らの潔白を証明し真犯人を見つけ出すため、愛する家族と過去を捨て、警視庁の悪徳刑事・儀堂の顔に変わる(リブートする)という“エクストリームファミリーサスペンス”。「グランメゾン東京」や「TOKYO MER~走る緊急救命室~」「マイファミリー」といった日曜劇場のヒット作を数多く手掛けてきた黒岩勉さんが脚本を担当している。

 黒木さん演じる儀堂麻友は、数年前から儀堂とは別居中で、現在は栄養士として働いている。かつて儀堂と共に過ごした時間への複雑な想いを胸に、早瀬陸がリブートした儀堂と接触するが……という役どころだ。

 原田美枝子さん、矢崎滉さんの出演も発表された。原田さんは、今作の1人目の主人公・早瀬陸の母であり、ハヤセ洋菓子店を共に切り盛りする早瀬良子を演じる。矢崎さん演じる孫・拓海の成長を温かく見守り、時に励まし、穏やかな笑顔で家族を支える一方、息子の陸が抱える葛藤を誰よりも敏感に感じ取る。苦しい状況でも決して崩れない“母の強さ”を持ち、家庭と店を支えるしっかり者だ。

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 ◇原田美枝子さんのコメント

 話が複雑なので、台本を読んで理解するのに少し時間がかかりました。亮平さんは、役作りや1カットごとの画の作り方にもすごくこだわって楽しんでいる感じがしました。主人公が、なんとかしていつか家に帰ろうと必死に努力しますが、「本当にあの家に帰りたい」と思えるような温かい雰囲気を大事にしました。孫役の矢崎滉くんが本当にかわいいので、孫とおばあちゃんが協力して店を守る姿を見ていただければと思います。

 ◇黒木メイサさん

 スケールの大きさと繊細なストーリー、登場人物のそれぞれの視点から見る愛の形。別居中でありながら夫・儀堂を想う妻という難しい役所でしたが、主役を務められた鈴木亮平さんをはじめ素晴らしいキャストの方々と共演させて頂き光栄でした。たくさんの方に見ていただけますように。

 ◇矢崎滉さん

 台本をいただいてから、読み進めていくごとに、ドキドキハラハラしたり、切なくて胸がギュッとなったり、家族ってなんだろう?と考えたりして、何度も読み返しました。撮影中は、鈴木亮平さんには、アイスを買ってもらったり、楽しくおしゃべりしたり、役を演じる上でのアドバイスをもらったり、たくさんのスタッフの皆さん、キャストの皆さんの熱意を感じながら過ごして、僕にとって、もう1つの大きな家族みたいでした。たくさんの方に見ていただきたいです!

 ◇プロデュース・東仲恵吾さん

 家族のために、顔を変えて、すべてを犠牲にする主人公。そこにあるのはただ一つ“家族への愛”です。そんな主人公、そして顔を変える刑事の家族が発表されました。

 原田さんは、過酷な状況でも優しさと強さを兼ね備えた役で、その緩急を圧倒的に表現してくださる方として、お願いしました。

 黒木さんは、別居中の夫への無償の愛とある過去を持つ役です。その深みを演じていただけると思い、お願いしました。

 そして、息子役の矢崎さん。主人公にとって亡き妻から託された人であり、どんなことがあっても守り抜きたい存在。また息子としては、父が殺人の容疑をかけられて逃亡している中でも健気に前を向いて過ごす。ものすごく難しい役です。今回はオーディションを行いましたが、矢崎さんの目力と自然体な芝居に惹かれてオファーしました。

 残された家族の生き様も見どころです。

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