ウー・ウェン:北京出身の料理研究家 日本に来るまで料理をしたことがなく 手本にしたのは母の料理 「徹子の部屋」で

11月28日放送の「徹子の部屋」に出演したウー・ウェンさん=テレビ朝日提供
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11月28日放送の「徹子の部屋」に出演したウー・ウェンさん=テレビ朝日提供

 北京出身の料理研究家ウー・ウェンさんが、11月28日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。料理本を出すまでのいきさつや中国で言われている教えなどを語った。

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 日本に来るまで料理をしたことがなかった。日本人男性と結婚、料理を作らなければならない状況になり、母の作った料理を思い出しながら自分で作った。それが今の料理につながっているという。

 夫は中国や中華料理が大好きだった。料理研究家になりたいほどだったという。その夫が「嫁をもらったからみんな食べに来い」と誘ったため、「大変でした。作ったこともないのに」自力で作ったという。しかし、みんなが料理を非常に喜んでくれた。こういう料理を本にして発表しようという声が上がり、「それが仕事になりました」といきさつを明かす。

 「中国の方たちは『自分の体温より温度の低いものを体に入れない』と代々教えられている」という。今の若者はアイスクリームなどを平気で食べているが、「私の小さい頃、週に1回アイスキャンディーを売りに来る人がいて、買ってもらうんですが、おばあちゃんに『口の中で温めてからおなかに入れるんだよ』と言われていたので、私は今でもあまりにも冷たいものを見るとおばあちゃんの言葉をを思い出して恐怖なんです」と振り返る。「でも、私もアイスが好きなので、死ぬまでには1回思い切って食べたい」と願望を語っていた。

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