リブート
第4話 光明
2月15日(日)放送分
俳優の杉咲花さんが、日本テレビ系の2026年1月期水曜ドラマ「冬のなんかさ、春のなんかね」で主演を務めることが明らかになった。「愛がなんだ」「アンダーカレント」などの今泉力哉監督がオリジナル脚本を書き下ろしたGP帯初監督作品となる。
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杉咲さんが「杉咲花の撮休」(2023年、WOWOW)に出演した際に、今泉監督が第2話の監督、第3話の監督・脚本を手掛けた。本作では、杉咲さん演じる小説家の主人公・土田文菜は恋人はいるものの、さまざまな過去の恋愛体験が影響して、いつからか“きちんと人を好きになること”“きちんと向き合うこと”を避けてしまっている。そんな文菜が今の恋人と真剣に向き合うために、これまでの恋愛を振り返っていく。
本作では、主人公・文菜の現在の恋との向き合い方を描く上で、学生時代の恋人から今の恋人に至るまでの、それぞれの人と過ごした時間やその時々の恋愛感情も丁寧に描かれていくといい、これまでの交際相手のキャストについては今後発表される。
今泉監督オリジナルの脚本を読んだ杉咲さんは「ささやかな瞬間ばかりが描かれた作品」とコメント。そして、今泉監督も「“なんかさ”とか“なんかね”という言葉は、それ自体としてはあまり意味を持たないけれど、ひとつの言葉を発する際にどれだけその言葉を真剣に発しているのか、言葉にすることを怖れているのか、などが表現できる気がして」とコメントしている。
「冬のなんかさ、春のなんかね」は日本テレビ系で2026年1月14日から毎週水曜午後10時放送。
言ってしまえば、とりたてて大きな事件が起きたり、登場人物が成長するようなこともあまりない物語なんです。でも、何気ない人と人とのやりとりの中で流れる「間」とか、小さな心の機微にも、思いやりや切なさがある。
あまりドラマにならないような、シーンとシーンの間にきっと繰り広げられているであろうささやかな瞬間ばかりが描かれていて。今泉監督らしい細やかな視点の優しさに筋肉がゆるまって、ふぅ、と息を吐きました。
文菜(あやな)は、人を好きになるということから少し距離を取ってしまう自分自身について、葛藤したり、思考を繰り返したりしながら、真剣に生きている人です。
もしかすると文菜の行動は、共感からは離れるものかもしれません。ですが、時間の有限性であったり、どんな出会いにも別れが付きまとうことに対して、深い寂しさを感じてしまう感度の高さに、私は惹かれています。
文菜という人物を本当に実在する人のように観てもらえるように、ただそこにいられたらいいなと思います。
一言の失敗も許されないような緊張感が張り詰めたこの時代に、自分の意思を持ったり、気持ちを伝えるということは、なんだか高いハードルがある気がします。そんな中で、悩み、失敗や反省もしながら、自分なりの答えを見つけ出していこうとする登場人物たちに、勇気をもらっています。
この座組で連続ドラマをやれることをたまらなく思っています。恋愛をするひと、しないひと。恋愛がよくわからないひと、したくないひと。自分という人間をいまも探しているひと。人の数だけ、いろんないろんな生き方があって。
多様な登場人物たちに、自分や家族や友達の姿を見つけだしてもらえるような作品にできたらいいなと思います。だらっと息抜きしながら観てもらえるように、私たちも気を楽にしながら、心を込めたいと思っています。
誰かを好きになって、想いを伝えてつきあうことで、逆に決定的な別れがやって来て、その人ともう二度と会えなくなってしまうことがある。その一方で、お互いに惹かれ合っていても適度な距離を保った関係でいられたら、ずっと仲良く過ごすことができたりもする。じゃあ、本当に大切な人とは、好きな人とは、縁が切れないために恋愛関係にならない方がいいのではないか。そういう人と人との距離間について、ここ数年考えることが多くあって。それが今回のドラマの大きなテーマの1つになっている気がします。
これは紛れもなく恋愛ドラマですが、これまでのドラマや映画の中ではあまり取り上げられてこなかったような、言葉にできない悩みや葛藤について描けたらいいなと思っています。
誰かに相談したら、“どうしてそんなことで悩んでるの?”と言われるようなことが描きたくて。なかなか好きな人ができない人とか、“恋愛もの”というだけでハードルが高いと思うような人、そもそも“好き”ってなんだっけ?っていう人にも楽しんでもらえるような作品になればいいなと思っています。
<言葉>ってその響きや文字の並びによって、重さや軽さ、柔らかさなど、さまざまな表情があると思っていて。今回はなるべく重力がない言葉を探していました。 “なんかさ”とか“なんかね”という言葉は、それ自体としてはあまり意味を持たないけれど、ひとつの言葉を発する際にどれだけその言葉を真剣に発しているのか、言葉にすることを怖れているのか、などが表現できる気がして。また、今作はほぼほぼ会話劇で、冬から春の間にいろんな話をしていることを象徴するタイトルをずっと考えていて、この言葉に辿り着きました。
以前ドラマでご一緒してみて、杉咲さんにはとても繊細で真面目で、面白い方だなという印象を持っています。文菜って、何に悩んでいるのかも漠然としていて、脚本を書いた自分でも理解できない部分がある人間なので、演じるのがすごく難しい役柄だと思うのですが、そういった部分も杉咲さんとだったら一緒に悩んで、考えて、楽しんで、いい作品をつくっていけるのではと思っています。杉咲さんの思考と、声や身体の魅力とともに、このドラマをつくれることはとても光栄で大変心強いです。
主人公の土田文菜は万人から好かれるようなキャラクターではないかもしれません。でも、“私は文菜のことがすごくわかる”とか“自分だけかもと思っていた悩みや苦しさを描いてくれている”と思ってくれる人が必ずいると信じて脚本を書いています。
恋愛って、考えれば考えるほどわからなくなってしまったり、呼吸がしにくくなってしまったり、しなきゃしないでいいものだったりするのですが、そういった人々が文菜を見て、今のままでいいんだ、とか、私だけじゃないんだ、と思ってもらえたら幸いです。
私は普段、主に映画を手がけているのですが、ある時、杉咲さんが「今泉さん、ドラマもとてもいいんですよ」って言ってくださったことがあって。お茶の間だったり、一人暮らしの部屋だったり、バイト先の休憩室だったり、行きつけの定食屋の天井の隅っこのテレビだったり。思い思いの場所で、たくさんの人が同時視聴する“テレビドラマ”という媒体で、この物語を届けられること。また、オリジナル脚本でこんな機会を頂けたことに感謝しつつ、この作品に触れた人が少しでも笑えたらいいなと思っています。お楽しみに。
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2026年02月22日 20:00時点
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