多部未華子:「つばさ」以来の朝ドラの現場は「久しぶりすぎて新鮮」 「強気な発言だと思われるかもしれませんが」朝ドラヒロインへの思いも

「風、薫る」で大山捨松を演じる多部未華子さん(C)NHK
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「風、薫る」で大山捨松を演じる多部未華子さん(C)NHK

 見上愛さんと上坂樹里さんがダブル主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「風、薫る」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、“鹿鳴館の華”と呼ばれた大山捨松を演じている多部未華子さん。演じる役や、かつてヒロインを務めた「つばさ」以来となる朝ドラの撮影現場の印象について語った。

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 多部さんが演じる捨松は、時の陸軍卿、大山巌の妻で、“鹿鳴館の華”と呼ばれた、時代を象徴する貴婦人。りん(見上さん)と直美(上坂さん)の人生に多大な影響を及ぼすという役どころだ。

 自身が演じる捨松役のオファーについて、多部さんは「捨松は戊辰戦争で籠城した際に壮絶な体験をし、その後若くしてアメリカに留学をしているので、早くにとても多くのことを経験しています」と語り、「そのような経験から自分がやりたいことは何かを考え、男性に頼らない女性のあり方に思いを巡らせて生きてきた人なのかなと想像しました」と役どころを考えて撮影に臨んだと語る。

 「当時の日本で捨松のような考えは周りに影響力がある一方で、陰口などもたたかれてしまう環境でもあったようですが、帰国後の日本で自分の考える道を実行に向けて進める姿勢がとてもかっこいいですし、生き方が魅力的な役柄でぜひやってみたいと思いました」

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 「“鹿鳴館の華”と呼ばれているだけあり、周りの人々から一目おかれるような存在でいなければならないので、所作や話し方などにその雰囲気を出しながら演じることはとても難しかったです」と撮影を振り返る多部さん。「留学中に看護の勉強もしていた捨松が主人公の2人に影響を与えるシーンがあるのですが、2人が築き上げてきた空気感をきちんと感じながら演じられたらいいなと思っていました」と思いを明かした。

 2009年度前期の朝ドラとして放送された「つばさ」で、ラジオのパーソナリティーを務めるヒロインの玉木つばさを演じた多部さん。「つばさ」以来の朝ドラ出演となったが「“朝ドラ”の現場は久しぶりすぎて新鮮な気持ちのほうが大きいです。20歳のときにご一緒したスタッフさんとお会いすると懐かしくて……」と語る。

 見上さんと上坂さんにとっては朝ドラヒロインの“先輩”となるが、「私から主人公のお2人へのアドバイスなんてないですが、『つばさ』でヒロインをやらせていただいたとき、つばさという役の感情を一番理解しているのは私だと思っていました」とコメント。「強気な発言だと思われるかもしれませんが、誰よりも自分が一番その役の目線で台本を読んでいるから “自信を持つようにしていた”というのが正しいかもしれません」と当時の思いを振り返る。

 「だから、りんと直美と一番長く時間を過ごしている見上愛さんと上坂樹里さんが演じる2人のキャラクターがすべてだと思っています。主人公の周りにいる人間を演じる私はそんな2人について行く感覚がとても楽しいです」

 「これからも撮影が続くのでまだまだ山あり谷ありだと思いますが、ご自身が台本を読んで感じたままをセリフとして話したらすごくステキなりんと直美になると思うんです」と“後輩”にエールを送った。

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