豊臣兄弟!:父の予想的中(?)で石田三成役 松本怜生「かわいげのある部分もお見せできたら」

大河ドラマ「豊臣兄弟!」で石田三成を演じる松本怜生さん (C)NHK
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大河ドラマ「豊臣兄弟!」で石田三成を演じる松本怜生さん (C)NHK

 俳優の仲野太賀さん主演のNHK大河ドラマ豊臣兄弟!」(総合、日曜午後8時ほか)。5月10日放送の第18回「羽柴兄弟!」では、松本怜生さんが石田三成役で初登場した。同役をオーディションで射止めた松本さんは「今後、三成のかわいげのある部分もお見せできたらうれしいです」と意気込んでている。

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 ◇父からは「お前が受かるなら石田三成役だ」

 「豊臣兄弟!」は、65作目の大河ドラマ。豊臣秀長(小一郎)を主人公に、兄・秀吉(藤吉郎)とともに強い絆で天下統一という偉業を成し遂げる豊臣兄弟の奇跡を描く、夢と希望の下剋上サクセスストーリー。

 石田三成は、秀吉に重用された、近江国生まれの大名。秀吉と柴田勝家が争った賤ヶ岳の戦いで活躍したほか、数字に強く太閤検地などでもその力を発揮した。秀吉の晩年には、25歳の若さで五奉行の一人となり、豊臣政権の中核を担う。「豊臣政権を支えた秀吉の忠実なる家臣」だ。

 三成役の松本さんは2000年4月27日生まれ、愛媛県出身の26歳。大河ドラマに出演するのは初めてで、「今回、オーディションを経て石田三成を演じることになりました」と話す松本さん。

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 「武将の中では個人的に加藤清正が好きなのですが、なぜか父からはオーディションの前に『お前が受かるなら石田三成役だ』と言われました(笑)」

 父親の予想が的中(?)し、今回演じることになった三成に対しては「冷静で賢い武将というイメージを抱いていた。

 「戦国ファンの方の中にも『三成にはクールであってほしい』と期待されている方が多いのではない でしょうか。ただ、『豊臣兄弟!』はコメディー要素の多い作品でもあるので、三成が他の武将にいじられるようなシーンもあると、より楽しめるのかなと感じています。どこか抜けている部分もあったと思うので、ずっと硬派なだけではなく、緩急のある人物にできたらいいなと」

 秀長役の仲野さん、秀吉役の池松壮亮さんとの共演は「毎日が刺激的です」と明かす。

 「覚悟はしていましたが、実際にお二人とお芝居をすると、自分はまだまだだと痛感します。お二人に負けない熱量を持ちたいと思いながらも、僕より何十倍も出番が多い中で、いつお会いしても変わらずに役に向き合い続けている姿には、ただただ圧倒されます。歴史上の人物を演じているというよりも、本当に血の通 た人間が目の前に存在しているように感じられるんです。お二人のすごさを言葉で表現する のは難しいですが、こうしてご一緒できる時間を一分一秒大切にしていきたいです」

 ◇藤堂高虎に座禅を組んだまま運ばれる 佳久創には感謝

 初登場回の第18回については「まず、秀吉の家臣にいわばオーディション形式で選ばれるのが、『豊臣兄弟!』らしくて面白いなと思いました」と語る。

 「計算の速さを見せるシーンもありましたが、彼のように先読みする部分は僕にも通じるところがあるかもしれません。説明の途中で、僕なら俵を数え始めているかも、と考えたりしましたね(笑)」

 第三の試練では、三成が藤堂高虎(佳久創さん)に座禅を組んだまま運ばれるシーンもあった。

 「『座禅のまま運ばれたら面白いですよね』と佳久さんにお話ししたところ、『いけるよ』と言ってくださって。実はこのシーンは何回も何回も撮影していて、そのたびに抱えていただいています。このときが初対面だったのですが、『高虎が佳久さんでよかったな』と感じましたし、三成の登場初回からユーモアを交えて描いていただけたのもうれしかったです」

 そして三成は、言いつけに背いて4人全員を家臣にしてほしいと秀吉に提案した。

 「普通なら、そのような提案は通らず、失格になってもおかしくない場面ですが、それでもあえて提案する。三成は、正しいと思ったことに真っすぐな人物なので、そのときは殿を説得することしか考えていなかったのだと思います。一つの目的を成し遂げるためには、そのこと以外は考えない。そんな印象を受けた場面でもありました」

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