HERO:木村拓哉らが聖地・法務省で会見 「すごく光栄」

映画「HERO」の完成報告会見が行われた法務省の建物
1 / 11
映画「HERO」の完成報告会見が行われた法務省の建物

 人気グループ「SMAP」の木村拓哉さんが主演する映画「HERO」(鈴木雅之監督、18日公開)の完成報告会見が5日、東京・霞ケ関の法務省で行われた。木村さんは「作品で何度も撮影させていただいている場所ですし、実際に検察官になられる方たちが必ず通過して世の中に出て行く場所。そんな場所で会見を行わせていただくことをすごく光栄に思います」と喜んだ。法務省で映画のイベントが行われるのは今回が初めて。

あなたにオススメ

 木村さんは「実際に任官された検察官の方で『この作品を見て、検察官を目指そうと思った』と言ってくださる方たちが法務省から巣立っているということを聞いて、本当にやりがいを感じています」とコメント。「今回も出来上がった作品から、たくさんの人が影響を受けて、いろんなものを受け取ってくれて……。そうやってみなさんの人生に関われるのかなと思うとすごく楽しみです」と期待していた。

 会見には、北川景子さん、杉本哲太さん、濱田岳さん、正名僕蔵さん、吉田羊さん、松重豊さん、八嶋智人さん、小日向文世さん、角野卓造さん、佐藤浩市さん、鈴木監督も出席。集合写真の撮影は、歴史的建造物で重要文化財にも指定されている旧本館の赤れんが棟をバックに実施された。

 「HERO」は、東京地検城西支部を舞台に、木村さん演じる型破りな検事・久利生公平を中心とした個性的なメンバーが事件の真相に迫っていく物語。2001年に連続ドラマとして放送されると平均視聴率30%を超える大ヒットを記録し、06年にはスペシャルドラマ化、07年には映画化もされた。14年7月クールには、13年ぶりに連続ドラマが放送された。

 映画第2弾となる今回は、日本の司法が及ばない大使館や、外交という“巨大な壁”の向こう側にある真実に、久利生はじめ城西支部の検事、事務官らが切り込んでいく。かつて久利生の事務官・雨宮役を務めていた松たか子さんが、今度は検事となって再登場するほか、久利生の前に立ちはだかる外務省官僚役で佐藤さんが登場する。

写真を見る全 11 枚

映画 最新記事