柔道家の篠原信一さんが9日、東京都内で行われた海外ドラマ専門チャンネル「スーパー！ドラマTV」で28日から放送される米サスペンスドラマ「GRIMM／グリム シーズン3」のプレミア試写会に登場した。劇中に登場する「ヴェッセン（モンスター）」のメーク姿で現れた篠原さんは、MCの「パックンマックン」から、もしグリム（のモンスターたち）と戦うとしたら決め技は何を選ぶかを聞かれ、「内股ですね」と即答。「（相手が）内股に来たのを“すかす”んですよ。で、自分も中途半端になって、結局負けてしまう、と」と、かつて“疑惑の判定”で敗れたシドニー五輪男子柔道の決勝戦を思い出させる“自虐ネタ”を披露し笑いを誘った。

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　プレミア試写会には篠原さんのほかモデルのダコタ・ローズさん、LiLiCoさんが出席。篠原さんは“野獣型ヴェッセン”のメークで登場し、「そんなに違和感ないでしょ」と満足げににっこり。また、自虐ネタを披露した篠原さんは、柔道界に復帰する考えを聞かれると「戻るも戻らないも、もし声がかかるようであれば……」と前向きなコメントをしつつ、「自分に今から現役やれという声は間違ってもないでしょうから、だからしゃべってるんですけど」とニヤリ。タレント活動でひっぱりだこの状況については「ありがたいと思ってやらせてもらってます」と控えめに語った。

　同ドラマは2011年から米NBCで放送されているホラー・サスペンスドラマシリーズで、グリム童話をはじめさまざまな伝承物語がストーリーにモチーフとして組み込まれている。日本では2カ国語版が28日から、毎週火曜午後10時に放送。