水曜日のダウンタウン
名探偵津田 第4話 ~電気じかけの罠と100年の祈り~ 後編
12月24日(水)放送分
WOWOWは毎週土曜午後1時に「WOWOWオリジナルドキュメンタリー」枠として、「ノンフィクションW」と「国際共同制作プロジェクト」の2番組を両輪に、国内外のさまざまなテーマを扱ったオリジナルのドキュメンタリー番組を放送している。9月12日に放送される「ノンフィクションW ゆきゆきて、原一男~反骨のドキュメンタリスト 70歳の闘争~」のプロデューサーを務めたWOWOWの制作部の射場好昭さんに、番組の魅力を聞いた。
あなたにオススメ
朝ドラ:来年度後期は「ブラッサム」 主演は石橋静河 モデルは…
戦後の日本映画を代表する原一男監督が、今年ちょうど日本の戦後と同じ70歳を迎えて、新作に取り組んでいます。「ゆきゆきて、神軍」や「全身小説家」「極私的エロス」など、社会全体を大きく揺さぶる衝撃作を発表してきた監督の最新作とは? 戦後70年を迎え、大きな曲がり角にさしかかった今の日本、原一男監督が選んだのは、戦後の経済成長に伴う“陰画”ともいうべきアスベスト公害。裁判は、結審を迎え、映画も完成かと思われたのですが、監督は映画が完成するためには、最後にある「力」が必要だといいます。その「力」は、どこから来るのか。いままでの傑作ドキュメンタリーはいかにして生まれてきたのか。懊悩(おうのう)する稀有(けう)なドキュメタリストのリアルな姿を追い、監督・原一男の映画に懸ける人生を感じていただければと思います。
「さようならCP」「極私的エロス」「ゆきゆきて、神軍」「全身小説家」と、それぞれがどんな映画にも似ていない忘れえない映画ばかりを作り続けてきた原監督の最新作、と聞いて興味を持たないほうが難しいのではないでしょうか。しかも監督は今年70歳、日本の戦後も70年で例年よりも大きな回顧が求められている中での新作とは?という好奇心からスタートしています。
原監督を初期から支えた妻の小林佐智子さんが、映画のプロデューサーでもあり、重要なパートナーであり、映画に懸ける人生を共に選んだそのすてきな(とは単純にくくれないものの、激しい苦闘も共にした、すてきな~と見えます)夫婦の姿に心を動かされました。その丁寧に塗り重ねられた歴史あるお二人の姿の一端を描ければと思いました。
クリエーターとしての生命を賭して作品に取り組む「全身映画監督」の姿は、ときに、生半可な取材を相いれない厳しい孤独に包まれています。そして、ときに、カメラに柔らかな存在感と切れのいい言葉のシャワーを注いでくださる瞬間もあって、ディレクターは“一寸先は光”の連続ではなかったかと思います。
自身の過去の傑作は、新作を作るときには、むしろ重力となってクリエーター自身にのしかかるのではないかと思います。70歳を迎えて、新作に挑戦する原監督の姿は、私たちに勇気を与えてくれると思います。
次回作が最高傑作、という原監督のユーモアにみちた苦闘の模様がご覧いただけます。
WOWOW 制作部 プロデューサー 射場好昭
人気グループ「Snow Man」の佐久間大介さんが単独初主演する映画「スペシャルズ」(内田英治監督、2026年3月6日公開)の予告が、このほど公開された。
人気グループ「King & Prince」の永瀬廉さんと俳優の吉川愛さんがダブル主演を務める映画「鬼の花嫁」(池田千尋監督、2026年3月27日公開)のメーキングとインタビューを…
12月22日に発表された19~21日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、ディズニー・アニメーション「ズートピア2」(ジャレド・ブッシュ監督・バイロン・ハワード監督…
俳優の佐藤健さんが12月23日、「ワーナー・ブラザース映画ファンフェスティバル」のグランドフィナーレを飾る映画「るろうに剣心」(大友啓史監督)の上映前舞台あいさつに出席。佐藤さん…
2025年12月27日 14:00時点
※TVer内の画面表示と異なる場合があります。