波瑠:「あさが来た」撮了に号泣 玉木宏、宮崎あおいらキャスト集結

NHK連続テレビ小説「あさが来た」のクランクアップ会見の様子
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NHK連続テレビ小説「あさが来た」のクランクアップ会見の様子

 モデルで女優の波瑠さんが5日、NHK大阪放送局(大阪市中央区)で、主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」のクランクアップを迎えた。昨年5月15日のクランクインから10カ月に及ぶ撮影を“完走”した波瑠さんは「無事に今日という日を迎えられて本当にうれしい。本当に今日を迎えられたのもキャスト、スタッフ、視聴者の皆さんのお力があってのことだと思っています」と感謝。最後のシーンの撮影後には「何に泣いているか分からない状態」というほど号泣したことも明かした。

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 クランクアップ会見には、ヒロイン・あさを演じた波瑠さんをはじめ、あさの夫・新次郎役の玉木宏さん、あさの姉・はつ役の宮崎あおいさん、雁助役の山内圭哉さん、亀助役の三宅弘城さん、はつの夫・惣兵衛役の柄本佑さん、あさの娘・千代役の小芝風花さん、千代の親友・田村宣(のぶ)役の吉岡里帆さん、千代と出会った帝大の学生・東柳啓介役の工藤阿須加さんらキャストが勢ぞろいした。

 玉木さんは「決してあっという間とはいえない10カ月間を無事ゴールすることができて、非常に感慨深く思っています」と話し、「(スタジオに来ることが)当たり前だと思っていましたが、ゴールを迎えてしまうと当たり前じゃないんだなと思ってしまい、実際のところ実感はわいていません」とコメント。

 宮崎さんも「(波瑠さんと)一緒に過ごした時間が短い方なんじゃないかなと思っているのですが、たまにあさちゃんに会うと、しっかりしていて、いろんなことを実現しているあさちゃんに心を動かされ、感動することもあったりして、ああ大きくなってよかったなと親心でずっと見守っていた気がします」と明かしていた。

 「あさが来た」の視聴率は、放送を開始した昨年9月28日の初回は関東が21.2%、関西が19.7%、今年2月27日に放送された第126回(第21週)までの世帯視聴率の期間平均は関東が23.4%、関西が21.1%と好調に推移。関東で昨年12月4日に27.2%、関西では2月24日に24.4%(いずれもビデオリサーチ調べ)という最高の数字をマークしている。

 波瑠さんは「視聴率が好調と言っていただけるのは何より」と喜びつつ、「私たちができることは、日々いいシーンを一つ一つ作っていこうということだけなので、正直やることは終わってしまったかな」とコメント。撮影開始時からの変化を聞かれると、「体重計がないから分からないのですが、いろいろな人にやせたね、やせたねと言われるので、いろいろなものがそぎ落とされたのかな」と明かし、玉木さんは「第20週を超えたくらいから、僕は体重を増やしましたけれどもね。6キロくらい」と明かした。

 「あさが来た」はNHK総合(午前8時)などで放送。最終回は4月2日、全156回。4月23日にはスピンオフドラマがBSプレミアムで午後9時から放送される。 

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