東海エリア発の男性10人組ユニット「BOYS AND MEN(ボイメン)」の映画「BOYS AND MEN ~One For All,All For One~」(植田尚監督)が29日に公開される。2010年に結成された同ユニットの歴史を、フィクションとノンフィクションを織り交ぜて仕立てた青春ストーリーで、ボイメンのメンバーが自分自身を演じている。
ウナギノボリ
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メンバー10人が「ボイメンハウス」と呼ばれる合宿所で同居しているという設定。合宿所での日常や、それぞれの問題や課題に直面しながらも、グループや個人として輝こうと奮闘する姿が描かれる。ボイメンが所属する事務所の社長を俳優の渡辺いっけいさんが演じたほか、いとうまい子さん、尾美としのりさん、石丸謙二郎さんらも出演している。
昨年、日本ガイシホール(名古屋市南区)で同グループが行った“1万人ライブ”のその後にスポットを当て、メンバーのキャラクターや立ち位置、エピソードを際立たせて描いた名刺代わりの一本だ。
フィクションの部分もあるというものの、名古屋から全国を目指し、日々、ひたむきに活動するメンバーの熱い思いは本物だろう。シリアスなシーンも多いが、メンバー同士の“いちゃいちゃ”など、思わず頰を緩めてしまうシーンも多数ある。結成当初から見守ってきたというファンにも、最近ファンになったという人にも、きっとたくさん、発見があるはずだ。
主題歌は8月に発売された同グループのシングル「YAMATO☆Dancing」で、劇中歌は同グループの「One For All, All For One ~夢は叶えるもの~」が採用された。29日からヒューマントラストシネマ渋谷(東京都渋谷区)ほかで全国公開。(服部美央/MANTAN)
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