長谷川博己:TBS新入社員に挫折の必要さ説く 「僕のこと使って」と“ゴマすり”も

TBSの入社式セレモニーに登場した(前列中央)長谷川博己さんと岡田将生さん
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TBSの入社式セレモニーに登場した(前列中央)長谷川博己さんと岡田将生さん

 4月スタートのTBS系の連続ドラマ「小さな巨人」(日曜午後9時)で主演を務める長谷川博己さんが3日、東京・赤坂で行われた同局の入社式セレモニーに登場。長谷川さんは、新入社員からアドバイスを求められると「適度に挫折も経験した方がいいと思います。若いうちは何度でもやり直しはききますから、とにかく思い切ったことをやったほうがいい。若さはなにものにも代えがたい宝物ですから。その若さを使ってどんどん勝負してください」とエールを送った。

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 また長谷川さんは、ドラマについて「警察組織も人事が全てでありまして、上司の人にゴマをすったりとか、そういうことをしないとなかなか出世ができない。そういうことも描いている作品」と説明し、「いつか皆さんが出世したら、僕のことも使っていただけるとうれしい」と早速、ゴマをすってみせた。

 同セレモニーにはドラマに出演する岡田将生さんも登場し、「一緒にお仕事できるなんて、いろいろあると思いますが、頑張ってください」と笑顔で呼び掛けていた。

 「小さな巨人」は、警視庁捜査1課強行班1係長として活躍し、未来の捜査1課長間違いなしと呼ばれるまでの刑事だった香坂真一郎(長谷川さん)が、あるミスで所轄へと左遷されるが、そこは小さな事件でも不器用ながら己の正義を信じて事件に挑む同僚たちがいて……という展開。警察という名の巨大組織でもがき、奮闘する男たちの戦いを描くエンターテインメントになる。岡田さんは香坂のかつての部下で、警視庁捜査1課長付運転担当の刑事の山田春彦を演じ、芳根京子さん、香川照之さんも出演する。

 「半沢直樹」「下町ロケット」など数々のヒット作を生み出してきた「日曜劇場」枠で16日スタート。毎週日曜午後9時に放送され、初回は25分拡大版。

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