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俳優の佐藤江梨子さんが、特撮ドラマ「ウルトラマン」シリーズの新作「ウルトラマンアーク」に出演することが分かった。佐藤さんは、主人公・飛世ユウマを付け狙う謎の異星人・スイードを演じる。同作のシリーズ後半の物語の鍵を握る重要な人物になるという。
スイードは、宇宙獣ザディーメを操って星元市を脅かし、ユウマを付け狙う異星人。凍りつくような美貌を持つ女性の姿で、念動力で他者を操ることができ、相手の身動きを封じたり、心をのぞく能力も持っている。ルティオン、すなわちウルトラマンアークを「裏切り者」呼ばわりして、ユウマの中にルティオンがいるのを見抜くと、引きずり出そうとたくらむ。
佐藤さんは「『ウルトラマンZ』を息子が一生懸命見ていて、さまざまなイベントに参戦していました。当時はコロナ禍で小さな子もみんなマスクをしていました。ある日、MCの方が『声は出さず、手を胸にあてて、その手をウルトラマンに向けて、頑張れとお願いして!』と言うと、子供たちは目の中にウルトラ銀河のキラキラ星を入れてるのではと思うくらい目を輝かせて、応援の祈りをしていました。その時、私も一緒に手をかざし、『いつかウルトラマンと仕事ができますように』と心の中で祈りました。そして、今回『ウルトラマンアーク』でウルトラマンと夢の共演がかないました。『ウルトラマンありがとう! 私の夢もかなえてくれて』と思いながら撮影に挑みました」と思いを語っている。
「ウルトラマンアーク」のテーマは「想像するチカラ」。怪獣防災科学調査所SKIPに入所したばかりの新米調査員の飛世ユウマが、はるかかなたの銀河系から地球へ降り立った光の使者と一体化し、巨大なウルトラマンアークとなり、迫り来る危機から人と地球の未来を守る。「ウルトラマンX」以降、「ニュージェネレーションウルトラマン」シリーズに監督として参加してきた辻本貴則さんが初めてメイン監督を務め、「ウルトラマン」シリーズで辻本監督とタッグを組んできた継田淳さんがシリーズ構成、メイン脚本を手がける。新人俳優の戸塚有輝さんが飛世ユウマを演じる。
テレビ東京系で毎週土曜午前9時に放送中。