岡田武史さん:宮本恒靖さんと初対談「将来は代表監督を」

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 サッカー・元日本代表監督の岡田武史さんと元日本代表の宮本恒靖さんが16日、東京都内で、スペインサッカー「リーガ・エスパニョーラ」のFCバルセロナとレアル・マドリードの伝統の一戦「クラシコ」開催を記念したWOWOW特別番組の公開収録で初対談を行った。岡田さんは「選手のときから知ってますけど、きっちり話ができるし、将来、日本代表の監督とかやってほしい人材だねえ」と絶賛。宮本さんは「たくさんの経験をしてきた方で、話には重みがありましたし、指導者の勉強をしてる中でそういうところを身につけていかないといけないなと思いましたね」と感想を語った。

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 ブラジルに0−4で完敗した14日の日本代表戦について岡田さんは「日本代表のユニホームを着るという重みが軽くなってきた気がする。監督が変わるとまた一から変わってしまうのかなと感じましたね」と思いを語ると、宮本さんは「どうしても力の差を感じてしまう試合になった。ただ、3年後、4年後を考えた場合に一つのやり方ではあったかなと思います」とコメントした。

 岡田さんは、アジアカップを控えるアギーレ監督について「まだ日本のサッカー、選手をあまり見てないですから準備としては、ものすごく大変な作業じゃないですか。おそらく直前キャンプでチーム作りみたいになると思う。難しい試合、大会になると思いますけど、やるからには優勝を目指してほしい」と期待した。

 日本時間25日深夜に行われるクラシコについては、岡田さんは「レアルよりバルサの方がいいんじゃないかという感覚は持っている」、宮本さんも「チーム状況から見たらバルサの方がいいんじゃないかと思う。ただ、レアルに1点2点のカウンター取られてもおかしくない。厳しい試合になるとは思う。とんでもなくカウンターの力ありますからね」と分析した。

 レアルのクリスチアーノ・ロナウド選手について岡田さんは「今度のクラシコでどれぐらいやるかが一つの試金石じゃないかな」と語り、注目選手は「バルセロナではシャビ、レアルではクロース」、宮本さんは「スアレスとハメス・ロドリゲス。世界中の注目が集まる中ですごくいいテクニックを見せほしい」と期待していた。

 WOWOWではリーガ・エスパニョーラの試合を、生中継を中心に毎節最大5試合を独占放送。2人の初対談の模様は特別番組「無料放送!レアルVSバルサ直前SP~宮本恒靖VS岡田武史、クラシコを斬る~」と題して、WOWOWプライムで25日午後4時半から放送予定。レアル対バルサの「クラシコ」の模様はWOWOWライブで25日深夜0時45分から独占生中継。宮本さんは現地解説、岡田さんはスタジオ解説を務める。 

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