宮本恒靖さん:次期代表監督はW杯経験者で FIFA会長賞の賀川さんと対談

スペインサッカー「リーガ・エスパニョーラ」のクラシコ開催を記念したWOWOW特別番組の収録を前に会見した宮本恒靖さん(左)と賀川浩さん
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スペインサッカー「リーガ・エスパニョーラ」のクラシコ開催を記念したWOWOW特別番組の収録を前に会見した宮本恒靖さん(左)と賀川浩さん

 サッカー元日本代表の宮本恒靖さんが26日、スペインサッカー「リーガ・エスパニョーラ」のFCバルセロナとレアル・マドリードの伝統の一戦「クラシコ」開催を記念したWOWOWの特別番組の収録を前に会見した。次期日本代表監督について聞かれると「ワールドカップにまず出ることが大事だと思うんですが、もしかしてアジアの予選で苦しむのかなという気もしなくはない」とした上で、「W杯でベスト8以上のものを残していこうというのならば、W杯経験のある監督がいいのかなと思う」と考えを明かした。

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 宮本さんはこの日、特別番組の公開収録でFIFAバロンドール賞授賞式でFIFA会長賞を贈られた90歳の現役サッカージャーナリスト・賀川浩さんと対談。賀川さんはアギーレ前監督を巡る問題について「(日本サッカー協会が)足元をしっかり見なかったと皆に言われているけど、日本全体としてそんなことがよもや起こるとは考えていなかった。こちらが純粋といえば純粋だし、幼稚といえば幼稚。サッカーの世界は世の中と同じ、ああいうことも起こる」と歯切れ良く分析した。

 賀川さんについて、宮本さんは「どんな人だろうと思っていたが、想像と違って、いい意味ですごくバイタリティーにあふれた方」と印象を語り、授賞式の姿について「すごく誇らしかった。いつまでも人は成長していける部分があるんだなと思いましたね」とコメント。一方の賀川さんは、宮本さんについて「頭のいい冷静な人。我々年寄りから見てもホープですよね。特に日本のサッカーのためにはこういう人が今後ずっとちゃんとやってくれることが大事です」と絶賛した。

 また、3月23日に開催予定のクラシコについて、宮本さんは「前回の戦いではバルサが先制してから、レアルが元気がなかったんですけど、少しペースを上げたレアルが中盤で五分に近い戦いもできるのかなと思う。スコアは難しいですけど、バルセロナがホームで勝つんじゃないか。勝ち点差が4なので、最後まで盛り上げてもらうためにも勝ってもらいたいという希望をこめて」と展望を明かしていた。

 WOWOWでは3月23日に「バルセロナ対レアル・マドリード」(WOWOWライブ、午前4時45分)の模様を現地カンプ・ノウから生中継。今回の対談の模様は「無料放送!バルサvsレアル直前SP 宮本恒靖、遠藤保仁・賀川浩とクラシコを語る」と題した特別番組(WOWOWプライム、3月20日午後10時)内で放送予定。

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