モデルで女優の波瑠さんが、9月にスタートする2015年後期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あさが来た」のヒロイン・白岡あさ役に決まり、東京・渋谷の同局で12日に行われた会見に登場。相撲をとるのが好きなヒロインにちなみ、朝ドラヒロインのオーディションで初めて候補者同士による相撲での勝負が行われたといい、波瑠さんは「相撲に勝てばオーディションに受かるんじゃないかって、頭を真っ白にしながら無我夢中で挑戦しました」と話し、報道陣を沸かせた。
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白のワンピース姿で会見に登場した波瑠さんは「昨日の夜にヒロインに決定したことを聞いて、今こうしてここに立っていることに現実感がないし、心臓がつぶれそうなくらい(緊張している)」と心境を明かしながら「いろいろな人に支えてもらって、ここに立っている。感謝の気持ちでいっぱい。精いっぱい頑張りますので、応援よろしくお願いします」と初々しくあいさつした。
会見には佐野元彦エグゼクティブプロデューサーも出席。佐野プロデューサーは波瑠さんについて「顔を真っ赤にしながら相撲をとっている時でも品位があった」と起用理由を明かし、「もちろん相撲も強かったです」と語った。
「あさが来た」は、93作目の朝ドラで、朝ドラ史上初めて幕末から物語がスタートする。ヒロインのあさは、大阪で炭鉱事業、銀行事業、生命保険事業など新しい分野に果敢にチャレンジし、日本で初めての女子大学設立に尽力するなど“明治の女傑”といわれた実業家・広岡浅子がモデル。劇中では、正義感に強く、好奇心旺盛(おうせい)な“おてんば娘”として描かれ、激動の時代の大阪を舞台に、明るく元気なあさと、あさを陽気に支えた“ボンボン”の夫の「おもろい夫婦」を中心にストーリーは展開する。脚本は連続ドラマ「不機嫌なジーン」(フジテレビ系、05年)や「マイ☆ボス マイ☆ヒーロー」(日本テレビ系、06年)などで知られる大森美香さんが手掛ける。
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