関テレ・竹崎由佳アナ:たけしの娘役がナビゲーター初挑戦

15日放送の特別番組「みんなで考える戦後70年~芸能人が探る自分ストーリー~」でナビゲーターに初挑戦する竹崎由佳アナウンサー
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15日放送の特別番組「みんなで考える戦後70年~芸能人が探る自分ストーリー~」でナビゲーターに初挑戦する竹崎由佳アナウンサー

 タレントのビートたけしさん主演映画「血と骨」(2004年、崔洋一監督)で、たけしさんと親子役を演じた関西テレビの竹崎由佳アナウンサーが、同局の特別番組「みんなで考える戦後70年~芸能人が探る自分ストーリー~」でナビゲーターに初挑戦することが13日、明らかになった。同映画の役衣装でも着た“もんぺ”姿を約10年ぶりに披露し、さつまいもや竹やりなどを手にして、当時の生活や状況などを演技を交えて伝えるという。

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 竹崎アナは、2015年に入社した新人アナウンサー。1995~2004年の3歳から12歳まで子役として活動していた経歴を持ち、12歳のときに映画「血と骨」で、たけしさんと女優の鈴木京香さんが演じた夫婦の娘役として出演した。

 番組は、戦後70年の節目に、俳優の赤井英和さんが父の戦争体験をひもといたり、お笑いコンビ「メッセンジャー」の黒田有さんが亡き祖父の衝撃の戦争体験を知るほか、戦闘機パイロットとして生き延びた祖父がいる「ジャルジャル」の後藤淳平さんが出演するなど、家族や親族が戦争に深く関わっていた芸能人を通して、戦争と今の関わりを伝える。

 ナビゲーターに初挑戦した竹崎アナは「戦争というテーマを聞いたときに『正直、私で大丈夫かな……』と思って、知識も経験もない無知な私が担当していい番組なのかという不安しかなかったのですが、太平洋戦争などの歴史の勉強をして、収録に臨みました」と話し、「この番組で資料をいただいて学んで知ったこともたくさんあって、もっと歴史を見つめ直さなければ」と振り返る。

 また映画出演以来の“もんぺ”姿については「撮影のときは12歳で、戦争のことはよく知らなかったのと、R15指定だったので映画の出来上がりを見ることができなかった」と明かし、「当時はあまり戦争を意識せずにもんぺをはいて撮影に参加していましたが、今回は特別な思いで着させてもらいました。22歳の大人になった今、同じくらいの年代の女性が当時、空襲に巻き込まれ、戦地で傷ついた兵士の方の手当てなどもしてたんだと思うと、死と隣り合わせという状況が当たり前だったのが信じられない」とコメントしている。

 番組は、15日午後15時55分から関西ローカルで放送。

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