高畑充希:朝ドラヒロイン抜てきもテーマ曲歌唱は「恥ずかしい」

「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん
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「とと姉ちゃん」で主演を務める高畑充希さん

 女優の高畑充希さんが、2016年春放送開始予定のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「とと姉ちゃん」で主演を務めることが31日、明らかになった。同日、NHK放送センターで開かれた会見で発表された。高畑さんは2564人が参加したオーディションを勝ち抜き、ヒロインの座をつかんだ。高畑さんは、杏さん主演の朝ドラ「ごちそうさん」(13年)に主人公の義妹・希子役として出演し、劇中で歌を披露したことが話題となり、歌手としても活動していることから、「同ドラマのテーマ曲を歌うか?」と聞かれると、「テーマ曲はすてきな人に歌ってほしい。恥ずかしい。そんな大それたことはできないです。お芝居でいっぱいいっぱいです」と笑顔で話した。

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 制作統括の落合将チーフプロデューサー(CP)は、「高畑さんがドラマで歌うか?」と聞かれ、「キャラクターの属性としては歌を取り入れていない。演出で入れた方がいいのではあれば、考えなくはない。ドラマと関係なく歌っても仕方がないので……」と話した。

 「とと姉ちゃん」は、生活総合誌「暮しの手帖」の創業者である大橋鎭子、花森安治らの軌跡をモチーフとしたドラマ。12歳で父を亡くしたことを境に家族の父代わりとなった小橋常子(高畑さん)が静岡から上京し、女性向けの雑誌を創刊。雑誌は、花山伊佐次(はなやま・いさじ)の助けを借りながら、高度経済成長期を生きる女性に支持されていく。

 「実験刑事トトリ」シリーズ、「怪物くん」「妖怪人間ベム」、アニメ「TIGER&BUNNY」などを手がけた西田征史さんが原作と脚本を担当する。「とと姉ちゃん」は16年4月から放送。全156回を予定。

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