下町ロケット:バカリズムが“敵対企業”の社員役に 「物語の鍵握る」と自信たっぷり

連続ドラマ「下町ロケット」に出演するバカリズムさん=TBS提供
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連続ドラマ「下町ロケット」に出演するバカリズムさん=TBS提供

 お笑い芸人のバカリズムさんが、阿部寛さん主演で高視聴率を記録している連続ドラマ「下町ロケット」(TBS系)に出演することが26日、明らかになった。阿部さん演じる主人公・佃航平が率いる佃製作所と“敵対”する「サヤマ製作所」の社員・横田信生役で、バカリズムさんは「僕が演じる横田という男が完全に後半の物語の鍵を握ります! 最後は主演の阿部さんを食うぐらいの勢いで横田がかっさらっていきますので、楽しみにしていてください」と自信たっぷりにアピールしている。

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 バカリズムさんが演じる横田は、小泉孝太郎さんが演じる椎名直之が社長を務めるサヤマ製作所の社員で、元は開発部員だったが、現在は閑職に追いやられて無味乾燥の日々を送っており、口数も少なく何を考えているか分からない男……という設定。バカリズムさんは「オファーをいただいたときは役が固まっておらず、正直なんの役をやるんだろうって不安でした(笑い)」と明かしている。

 プロデューサーの伊與田英徳さんは「横田という男は一見謎に包まれた役どころです。後半のキーとなる役でもあり、この役ができるのは懐の深いお芝居をされるバカリズムさんしかいないと思い、お願いしました」と起用理由を説明。「幅広い分野でマルチに活躍されているバカリズムさんがどのような演技を見せてくださるのか非常に楽しみにしております」と期待している。

 「下町ロケット」は、池井戸潤さんの直木賞受賞作が原作。主人公・佃航平(阿部さん)は自分が開発したエンジンを搭載したロケットの打ち上げに失敗し、責任を取るために退職を余儀なくされ、父親が残した工場「佃製作所」を継ぐことになるが、宇宙への夢をあきらめきれずにいる……というストーリー。22日放送の第6話から後半の「ガウディ計画編」がスタートしている。

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