真田丸:初回視聴率は19.9% 「花燃ゆ」上回るも大台届かず

「真田丸」で主演を務める堺雅人さん
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「真田丸」で主演を務める堺雅人さん

 俳優の堺雅人さんが主演の2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」の初回が10日、放送され、平均視聴率は19.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。昨年の「花燃ゆ」の初回視聴率(16.7%)を上回ったものの、20%の大台には届かなかった。

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 「真田丸」は、堺さんが真田幸村の名でも知られている戦国時代の人気武将・真田信繁を演じ、戦国時代に信州の小さな領主のもとに生まれた信繁が、家族とともに知恵と勇気と努力で乱世を生き抜く姿が描いている。三谷幸喜さんが2004年放送の「新選組!」以来、12年ぶりに大河ドラマの脚本を手がけ、長澤まさみさんや大泉洋さん、草刈正雄さんらが出演している。タイトルは、大坂の陣で信繁が築いた出城・真田丸に由来し、“戦国の荒波に立ち向かう船”として真田家をイメージして付けられた。

 第1回「船出」は、天正10(1582)年から物語が始まり、名将・武田信玄の死から9年、真田家が仕える武田家は織田信長(吉田鋼太郎さん)の侵攻によって危機を迎えており、信繁の父・昌幸は武田家存続のために策を練り、信繁や信幸は父に従う……というストーリーだった。「真田丸」は10日からNHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。初回は15分拡大版として放送された。

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