SMAP:スマスマ生放送で解散騒動謝罪

 解散危機が報じられている国民的人気グループ「SMAP」が18日、一部生放送となったレギュラー番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)に出演し、それぞれの口から騒動について語った。5人の中心に立った木村拓哉さんは「先週から我々SMAPのことで世間をお騒がせしました。たくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけしました」、中居正広さんも「今回の件でSMAPがどれだけ皆さんに支えられているかということを改めて強く感じました。本当に申し訳ございませんでした」と騒動について謝罪した。

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 番組冒頭、「世界に一つだけの花」を歌う過去のSMAPの映像をバックに、同局に届いたという視聴者からのメッセージの一部が紹介された後、5人が登場。木村さんは「このままの状態だと、SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人がしっかり顔をそろえて、皆さんに報告することが何よりも大切だと思いましたので、勝手だったのですが、このような時間をいただきました」と説明。

 稲垣吾郎さんは「このたびは、僕たちのことでお騒がせしてしまったこと、申し訳なく思っています。これからの自分たちの姿を見ていただき、そして応援していただけるよう、精いっぱい頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします」と語り、香取慎吾さんも「たくさんの皆さんに心配をかけ不安にさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と謝罪。しばしの沈黙をはさみ、「皆様と一緒に、また今日からいっぱい笑顔を作っていきたいと思っています」と語った。

 草なぎ剛さんは「今回ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、いま僕らはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています」と心境を告白。最後に木村さんが「これから自分たちは何があっても前も見て、ただ前を見て進見たいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします」と語り、5人そろって深々と頭を下げた。

 今回の騒動は、SMAPの育ての親といわれる女性マネジャーがジャニーズ事務所の子会社の取締役を13日に辞任し、これに伴ってメンバーの中居正広さん、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの4人が退社の意思を固め、木村拓哉さんのみが事務所に残ることを決めたと一部で報道されたことに端を発している。この報道に対し、同事務所はファクスで「たしかに、この件について協議・交渉がなされている事実は存します」と認めている。

 SMAPは、ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!―LOVING―」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画に主演している人気グループ。

◇番組冒頭のメンバーコメント全文(敬称略)

木村:きょうは2016年1月18日です。先週から我々SMAPのことで世間をお騒がせしました。たくさんの方々にご心配とご迷惑をおかけしました。このままの状態だと、SMAPが空中分解になりかねない状態だと思いましたので、今日は自分たち5人がしっかり顔をそろえて、皆さんに報告することが何よりも大切だと思いましたので、勝手だったのですが、このような時間をいただきました。

稲垣:このたびは僕たちのことでお騒がせしてしまったこと、申し訳なく思っています。これからの自分たちの姿を見ていただき、そして応援していただけるよう、精いっぱい頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。

香取:たくさんの皆さんに心配をかけ不安にさせてしまい、本当に申し訳ありませんでした。……皆様と一緒にまた今日からいっぱい笑顔を作っていきたいと思っています。

中居:今回の件でSMAPがどれだけ皆さんに支えられているかということを改めて強く感じました。本当に申し訳ございませんでした。これからもよろしくお願いいたします。

草なぎ:今回ジャニーさんに謝る機会を木村君が作ってくれて、いま僕らはここに立てています。5人でここに集まれたことを安心しています。

木村:これから自分たちは何があっても前も見て、ただ前を見て進みたいと思いますので、皆さん、よろしくお願いいたします。

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