六角精児:やついフェスに参戦 ドラマ共演きっかけで

やついフェスに参加した六角精児さん(左)(C)WOWOW
1 / 3
やついフェスに参加した六角精児さん(左)(C)WOWOW

 俳優の六角精児さんが18日、東京都内で行われた「エレキコミック」のやついいちろうさんが主催する音楽とお笑いのエンターテインメントフェス「YATSUI FESTIVAL!2016」(やついフェス)に参加。六角さんは、WOWOWで7月に放送される連続ドラマ「希望ヶ丘の人びと」でやついさんと共演したことがきっかけで同イベントに登場した。

ウナギノボリ

 六角さんは、「やついフェススペシャル歌合戦」のオープニング曲として、同作のテーマ曲をアコースティックギターをかき鳴らしながら披露。「僕はミュージシャンとしても活動してますけれど、フォークですからね。このフェスのようなロックとかポップスとか、そういう方たちが出ているイベントでは歌ったことがあまりなかったんですよ。今日歌った曲は『希望ヶ丘の人びと』で歌ってるんですけれど、これは監督から『このシーンで、みんなで歌ってる曲が欲しい』といわれて、それで助監督が作ってきた詞があったので、それを僕が脚色して作ったものなんです」と話した。

 ドラマは重松清さんの小説「希望ヶ丘の人びと」(講談社文庫)を沢村一樹さん主演で映像化。突然妻を失った夫とその子供らが、亡き妻の故郷で新しい生活を築いていく姿を描いた作品。ある日、妻・圭子(和久井映見さん)が末期がんでこの世を去ってしまい、徹(沢村さん)が、美嘉(桜田ひよりさん)や亮太(二宮慶多君)ら家族とともに、これまでと変わらない日常を過ごそうと無理をして笑顔を作り、生活していたが、「忘れようとしたって、無理なんだ」と気づき、圭子が育った町・希望ヶ丘で新生活を始めようとする……という内容。

 ドラマで、感情をギターで表す難役に挑戦している六角さんは「人が事件に巻き込まれたりとか、そういったことは全く起きないんですけれど、人間が生活していく上で必要な喜怒哀楽を丁寧に追っている作品です。そういうドラマは、見たら為になると思いますので、ぜひご覧いただきたいですね。人の感情の流れがちゃんと見えますし、地に足が着いたドラマですから」と見どころを語っている。

 「連続ドラマW 希望ヶ丘の人びと」は全5話で7月16日からスタート。毎週土曜午後10時にWOWOWプライムで放送される。第1話は無料放送。

写真を見る全 3 枚

テレビ 最新記事