俳優の神木隆之介さんと女優の上白石萌音さんが23日、東京都内で行われた大ヒット中の劇場版アニメ「君の名は。」(新海誠監督)の“大合唱上映会”に登場し、あの名シーンを生披露した。
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上映後のイベントで神木さんと上白石さんは熱心なファンから“せりふを教わる”一幕もあったが、無事に思い出し、上白石さんが「これって、これって、もしかして、夢の中であの男の子と……」と切り出すと、神木さんも「おれは夢の中であの女と……」と掛け合いに応じ、最後には2人で「入れ替わってるー!?」と叫び、350人のファンで埋まった会場を大いに沸かせた。
この日の“大合唱上映会”では応援、発声、コスプレ可能で、ロックバンド「RADWIMPS」が手がけた主題歌など4曲の字幕が付いた特別版に合わせて大合唱が巻き起こり、「新海誠監督、ありがとう!」コールも起こった。神木さんらは上映直後の舞台あいさつに登壇。「『君の名は。』クリスマス検定」と題して、映画に関するクイズを出題。勝者には登壇者のサインの入った新ビジュアルポスターがプレゼントされた。
神木さんと上白石さんとともに登壇した新海監督は「気に入っていただければ、もしかしたら(“大合唱上映会”の)2回目、3回目の機会を作れるかもしれません」と笑顔で語り、最後に「今年は皆さんにとても大きなものをいただいたました。ありがとうございました」とファンに感謝していた。
「君の名は。」は、1000年ぶりとなる彗星(すいせい)の来訪を1カ月後に控えた日本を舞台に、山深い田舎町に暮らす女子高生・三葉と東京で暮らす男子高生の瀧が、入れ替わってしまう……というストーリー。主人公・瀧を俳優の神木さん、ヒロイン・三葉の声を女優の上白石さんが演じている。国内での公開から22日までの119日間の累計動員数は約1620万人、累計興行収入は約210億円で、日本映画では2位となっている。
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