水谷豊:主演時代劇9月放送 7年ぶり共演・檀れいは初“おてんば”役

時代劇「無用庵隠居修行」に出演する(左から)檀れいさん、水谷豊さん、岸部一徳さん
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時代劇「無用庵隠居修行」に出演する(左から)檀れいさん、水谷豊さん、岸部一徳さん

 俳優の水谷豊さんが、BS朝日で9月に放送される時代劇「無用庵隠居修行」に主演することが21日、明らかになった。直木賞作家の海老沢泰久さんの短編時代小説「無用庵隠居修行」が原作で、水谷さんは隠居生活を望む徳川家の直参旗本・大番士の日向半兵衛(ひなた・はんべえ)を演じる。

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 また、水谷さん主演で2009~14年にかけてテレビ朝日系で4作が放送された時代劇「だましゑ歌麿」シリーズの吉川一義監督との再タッグが実現。岸部一徳さんが半兵衛に付き従う用人・勝谷彦之助(かつや・ひこのすけ)を演じ、水谷さんとは7年ぶりの共演となる檀れいさんも初の“おてんば”役で出演する。

 半兵衛(水谷さん)は愚直に任務に勤しみながらも、出世のことしか考えない同僚に嫌気が差し、隠居暮らしを考えるが、彦之助(岸部さん)は「日向家がついえては困る」と、自らを“おてんば”と認める奈津(檀さん)との縁談を進めようとする。そんな3人が暮らす江戸では辻斬り事件が続発。ふとしたきっかけで事件と関わるようになってしまった半兵衛は、個性豊かな登場人物とともに難事件の捜査に乗り出す……というストーリー。

 コメディー要素をふんだんに取り入れたエンターテインメント時代劇になっているといい、刀を使った水谷さんの本格的な殺陣も楽しめる。水谷さんは「今回は時代劇とはいえ、肩の凝らない時代劇だと思います。最近は“時代劇はこうあらねばならぬ”という肩の凝る時代劇が多くなったような気もするので、普通に見られる時代劇の形、そんな理想を今回の作品に求めているような気がします」と話している。

 「時代劇スペシャル 無用庵隠居修行」は9月15日午後7時~同8時54分に放送される。

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