天山広吉選手：「三匹のおっさん」の史上“最凶”の敵に　「試合より緊張しまくって…」

　プロレスラーの天山広吉選手がテレビ東京の新春スペシャルドラマ「三匹のおっさんスペシャル　正義の味方、史上最大・最後の戦い！…かも？」に史上“最凶”の敵として出演することが24日、明らかになった。同日、東京都内で行われたドラマの記者会見に出席した天山選手は「プロレスの試合より緊張しまくって……」と明かしつつ、「親切にアドバイスいただいて無事できました」とほっと胸をなでおろしていた。

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　会見には北大路欣也さん、泉谷しげるさん、志賀廣太郎さんも出席。天山選手は本格的にドラマに出演するのは今回が初で、地上げ屋のボス・黒木（木下ほうかさん）の手下の木村を演じる。「有名な方と共演させていただいてうれしかったです」と笑顔。またドラマの撮影は「勉強になった」といい、「また機会がありましたら、映画なりドラマなりに出させていただければ」と語っていた。

　ドラマは、「フリーター、家を買う。」「空飛ぶ広報室」などで知られる有川浩さんの小説が原作。剣道の達人のキヨこと清田清一（北大路さん）、居酒屋の元亭主のシゲこと立花重雄（泉谷さん）、機械工場経営のノリこと有村則夫（志賀さん）らかつての悪ガキの“おっさん”3人が私設自警団を結成し、詐欺や痴漢、恐喝など、町内の悪を斬る……という内容。2014年1月期、15年4月期、17年1月期に放送された。

　今回のスペシャルは、子供や孫が社会で活躍し、頼もしい一方で、寂しさもかみ締める3人の“おっさん”たちが、映画のロケに出くわしたことをきっかけに、悪ガキ時代に通った映画館の存続を巡る騒動に巻き込まれていく。思い出の詰まった街の映画館を守るため、3人が悪に立ち向かう……というストーリー。

　「新春ドラマ特別企画『三匹のおっさんスペシャル　正義の味方、史上最大・最後の戦い！…かも？』」は、18年1月2日午後9時～同11時15分に放送される。