唐田えりか:カンヌで注目の若手女優 難攻不落のクールビューティー役 “逆壁ドン”も 

映画「覚悟はいいかそこの女子。」でヒロイン役を務める唐田えりかさん(C)椎葉ナナ/集英社 (C)2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会
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映画「覚悟はいいかそこの女子。」でヒロイン役を務める唐田えりかさん(C)椎葉ナナ/集英社 (C)2018映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会

 モデルで女優の唐田えりかさん(20)が、俳優の中川大志さん主演の映画「覚悟はいいかそこの女子。」(井口昇監督、10月12日公開)でヒロインの三輪美苑(みわ・みその)を演じることが2日、明らかになった。唐田さんは、映画「寝ても覚めても」(濱口竜介監督、9月1日公開)で東出昌大さんの相手役を務め、「第71回カンヌ国際映画祭」のレッドカーペットにも登場し、注目を集めた若手女優の一人。「覚悟はいいかそこの女子。」では、“難攻不落のクールビューティー”に扮(ふん)し、初共演となる中川さんに“逆壁ドン”するシーンもある。

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 唐田さんは「中川君とは身長差があるので、壁ドンをする際の距離感や角度がすごく難しかったです。女の子が男の子に壁ドンする機会ってほとんどないと思うので、新鮮でした。うまく壁ドンできると気持ちよかったです」と明かしている。

 「覚悟はいいかそこの女子。」は、少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)で2014年に連載。“ヘタレ男子マンガの先駆け”といわれ、超絶イケメンだけど「観賞用男子」とやじられ、勢いで学年一の美女に告白するもあえなく撃沈してしまった“究極ヘタレ男子”が、初彼女獲得のために奮闘する姿を描く。前日譚(たん)が連続ドラマ化され、MBS・TBSのドラマイズム枠で6月24日から順次放送される。

 美苑は、学年一の美少女で人気も高く、何人もの男子からの告白をことごとく断ってきた難攻不落のクールビューティー。普段、めったなことでは動じず、思っていることをハッキリと発言する女の子で、中川さん演じる斗和(とわ)から何度告白されても秒殺で振ってしまう気の強さを持っているが、好きな人の前では、あいさつするだけでドギマギして顔を真っ赤にさせたり、姿が視界に入るだけでうれしくなったりと可愛らしい面も持っている……という役どころ。

 唐田さんは「私の撮影は、映画のクランクインから少し時間がたってからだったので、すでに現場の雰囲気が出来上がっている中に入っていくのは、不安もありドキドキしました。主演の中川君が、すごく優しく気遣いがある方なので、甘えさせてもらってばっかりでした」と振り返った。

 さらに、唐田さんは「私が演じた美苑はクールビューティーで、ちょっとしたことでは動じない女の子なんですけど、それだけではなく、好きな人(美術の柾木先生)に対する表情や徐々に斗和に対して心を開いていく表情など、微妙な心の変化や気持ちを表現するように演じました」と話している。

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