次にくるマンガ大賞:コミックス部門は「来世は他人がいい」が受賞

小西明日翔さんの「来世は他人がいい」の直筆イラストを掲げる「でんぱ組.inc」の鹿目凛さん
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小西明日翔さんの「来世は他人がいい」の直筆イラストを掲げる「でんぱ組.inc」の鹿目凛さん

 ドワンゴが運営する動画サービス「niconico」とKADOKAWAの情報誌「ダ・ヴィンチ」などが共催する「次にくるマンガ大賞 2018」の受賞作発表会が23日、東京都内で開かれ、コミックス部門の大賞は小西明日翔さんの「来世は他人がいい」が選ばれた。

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 「来世は他人がいい」は「アフタヌーン」(講談社)で連載中のマンガ。極道の家で生まれ育ったものの、平穏に日々を過ごしてきた女子高生の染井吉乃が、イケメンの深山霧島と出会い、さまざまな出来事に巻き込まれる……というストーリー。

 コミックス部門の2位は、世界中の人が石と化して数千年後に目覚めた高校生の大樹と友達の千空が、ゼロから文明を作るサバイバルマンガ「Dr.STONE」(原作・稲垣理一郎さん、作画・Boichiさん)、3位は怪盗と警部の間で展開される男性同士の“追いかけっこ”ラブコメディーマンガ「錦田警部はどろぼうがお好き」(かんばまゆこさん)だった。

 「ウェブマンガ部門」の大賞は、がさつで大柄な先輩男性とひねくれた小柄な後輩女性のラブコメディー「先輩がうざい後輩の話」(しろまんたさん)だった。発表会には、アイドルグループ「でんぱ組.inc」の鹿目凛(かなめ・りん)さんも出席した。

 「次にくるマンガ大賞」は、次世代のヒットマンガを表彰する趣旨で創設され、今回で4回目。「コミックス部門」と「ウェブマンガ部門」の2部門あり、共に2018年5月18日時点でコミックスの巻数が5巻以内、「ウェブマンガ部門」は同日時点でウェブをメインとして連載している作品が対象となる。運営委員会で候補作品を選定後、ユーザーの投票を行い、大賞を決める。

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