三浦春馬:7月期主演連ドラで“逃亡犯の父”に「今から楽しみ!」 アクション&変装姿も披露

7月スタートの連続ドラマ「TWO WEEKS」に主演する三浦春馬さん=カンテレ提供
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7月スタートの連続ドラマ「TWO WEEKS」に主演する三浦春馬さん=カンテレ提供

 俳優の三浦春馬さんが、7月スタートの連続ドラマ「TWO WEEKS(トゥー・ウイークス)」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)に主演することが14日、分かった。三浦さんがカンテレが制作する同ドラマ枠で主演を務めるのは初めて。同名の韓国ドラマが原作で、三浦さん扮(ふん)する、殺人のぬれぎぬを着せられた主人公・結城大地が白血病の娘を救うために逃亡する2週間を描き、激しいアクションや泥くさいシーン、変装姿も披露する。同作の特報動画も公開された。

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 結城は、殺人未遂の罪で服役した過去を持ち、現在は人生に希望を持たず、毎日をただ刹那(せつな)的に過ごす。そんな彼の前に人生で唯一心の底から愛していながら「ある出来事」により一方的に別れを告げた女性が現れ、彼女から結城との娘・はなを産んでいたことと、はなが白血病であることを告げられる。病院で出会ったはなに、父親としてのいとおしさを覚えた結城は、幸運にもドナーに適合し、2週間後に骨髄移植手術をすることになる。そんな矢先、結城は何者かにはめられ、殺人事件の犯人として逮捕されてしまい、決死の逃亡に身を投じる……というストーリー。脚本は「ルーズヴェルト・ゲーム」(TBS系)などを手がけた山浦雅大さんが担当する。

 ◇三浦春馬さんのコメント

 --このドラマの企画、そして脚本を読まれた時の印象を聞かせてください。

 今まで存在を知らなかった娘のために命をかけて2週間奮闘するという、すごくシンプルだけど、強い思いが込められています。また、回を追っていくごとに主人公の過去や登場人物たちの隠されたつながりが、スリリングな展開で明らかになっていくので、本当に魅力的な作品だという印象を受けました。

 --8歳の娘の父親、しかも徐々に父性愛が芽生えていく役は、30歳を前に役者として新しい挑戦ですね。

 自分の子供と接する役どころは今まで演じたことがなかったので、初めてこういう役を演じることになる新鮮さや、自分がこのキャラクターをどう「生きる」のかというところにすごく興味があります。結城の父性愛がどう芽生え、どう大きく膨らんでいくのかということを、しっかりスタッフやキャストの皆さんと一緒に考えていきたいです。そして、驚きなのか愛情なのか、娘のはなちゃんとのシーンで自分の中に何が湧き起こるのか。今から楽しみですね!

 --父親ということに加えて、結城は三浦さんがこれまで演じた中でも特にダーティーな男性です。この役柄をどう演じていきたいと考えていますか?

 結城は過去の「ある出来事」によって現在は堕落した毎日を過ごし、人のことを100%信じられない男です。そんな彼も、初めて会った自分を100%信じてくれた実の娘に対しては、「この娘のことは信じられる」と直感が働いたんじゃないかなって僕は思います。だから、どんなに窮地に追い込まれても、この2週間、娘のドナーとして適合した自分の命をつなぐことに必死になるということにすごく共感できますし、演じるのが本当に楽しみです。徐々に芽生える娘への父性愛や、結城が抱える過去への後悔や痛みを演じていくことが今回の大きな挑戦ですし、丁寧に皆さんに届けられたらと思います。

 --逃亡劇なだけに、これから暑い時期にかけて走り回ったり隠れたり、時にはアクションと大変な撮影が始まりますが、意気込みをお願いします。

 今は舞台をやっていて、公演終わりでこのドラマの撮影に入ります。体力だけは存分に備えていると思いますので、全力で撮影に臨ませていただきます。視聴者の皆さんが、夏バテを吹っ飛ばせるようなエネルギッシュな芝居をしたいと思います。

 --撮影を前に、「○○からは逃げない」という目標もありましたらお聞かせください。

 忙しくなると家事ができなくなるんですけど、やはり家の環境が日々の生活や言動に関わってくると思います。僕は洗濯物をたたむのが苦手なんですよ。なので、今年の夏は洗濯物をたたむことから逃げずに、どんなに忙しくても身の回りを整理整頓して撮影に臨みたいと思います(笑い)。

 --最後に視聴者に向けてメッセージをお願いします。

 今年の夏一番のスリリングでハートウオーミングなドラマになると思いますので、ぜひご期待ください!

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