いだてん:新キャストに桐谷健太、薬師丸ひろ子ら

NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の会見に登場した阿部サダヲさん(中央)と発表された新キャスト
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NHKの大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」の会見に登場した阿部サダヲさん(中央)と発表された新キャスト

 宮藤官九郎さんが脚本を手がけるNHKの大河ドラマいだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の新たなキャストが17日、東京・渋谷のNHKで発表された。会見には、第2部の主人公・田畑政治(たばた・まさじ)役の阿部サダヲさんとともに、麻生久美子さん、桐谷健太さん、薬師丸ひろ子さん、リリー・フランキーさん、加藤雅也さん、塚本晋也さんの新キャスト6人が登場。さらに、塩見三省さん、シソンヌ・じろうさんの出演も発表された。

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 麻生さんは田畑の妻・菊枝、桐谷さんは新聞社の同僚、河野一郎、薬師丸さんはバー「ローズ」のママで占いをたしなむマリー、リリーさんは、田畑の上司で政治部長の緒方竹虎、塩見さんは第29代内閣総理大臣の犬養毅、加藤さんは外交官でIOC委員の杉村陽太郎、塚本さんは伯爵でIOC委員の副島道正、じろうさんは新聞記者の尾高をそれぞれ演じる。

 第2部は日本泳法に始まった黎明(れいめい)期から日本が世界一の水泳大国になっていく栄光の物語と共に、戦争により変容していくオリンピックの歴史を劇的に描く。

 「いだてん」は、日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた64年まで、およそ半世紀を描くオリジナルストーリー。テーマは「“東京”と“オリンピック”」で、大河ドラマで近現代史を取り上げるのは、86年の「いのち」以来33年ぶり。中村勘九郎さんが日本で初めてオリンピックに参加したマラソン選手の金栗四三(かなくり・しそう)、阿部さんが「東京オリンピック」実現に執念を燃やす政治記者の田畑政治を演じ、“リレー”形式で主演のバトンをつなぐ。

 大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」は全47回。NHK総合で毎週日曜午後8時ほかで放送。

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