俳優の中井貴一さんが主演し、三谷幸喜さんが脚本と監督を務めた映画「記憶にございません!」のプレミア上映会とティーチインイベントが10月18、19日に台湾で行われた。上映後のイベントに参加した三谷監督は、北京語で「こんばんは、三谷幸喜です。僕の北京語分かりますか? 僕には自分の北京語が分かりません」とユニークなあいさつを披露。観客から「次に仕事をしてみたい俳優さんは?」と質問された三谷監督は「リン・チーリンさんです」と回答し、会場を沸かせた。
ウナギノボリ
「光る君へ」より昔! 最も古い時代の大河ドラマは? 1976年「風と雲と虹と」のあらすじ
台湾では、三谷監督が手がけた連続ドラマ「古畑任三郎」(フジテレビ系)などの人気が高く、映画「THE 有頂天ホテル」「ザ・マジックアワー」「ステキな金縛り」「清須会議」も公開された。「記憶にございません!」のプレミア上映会では、上映前からファンが長蛇の列を作り、三谷監督の似顔絵が入った特製うちわを持つ観客もいた。上映中は、満席の会場から劇場の外まで笑い声が聞こえるほど盛り上がり、三谷監督は驚いていたという。三谷監督はイベント後、のべ400人の観客とハイタッチを交わした。
三谷監督は舞台あいさつで「台湾の皆さんが大好きです。皆さんは映画館で、全力で映画を楽しんでくれているように思います。映画館の中から聞こえてくる笑い声の大きさは日本の映画館以上かもしれません(笑い)。次も必ず、皆さんに楽しんでもらえるような映画を作って、またここに戻って来たいと思います。ありがとうございました」と呼びかけた。
「記憶にございません!」は、三谷監督にとって8作目の映画。国民から嫌われ、史上最低の支持率2.3%をたたき出した首相の黒田啓介(中井さん)が、ある日市民から投げられた石が頭に命中し、記憶喪失になる……という政治をモチーフにしたコメディー。9月13日に公開され、10月22日までで観客動員数が260万人、興行収入が33億円を突破している。
ドラマ「あぶない刑事(デカ)」(通称・あぶ刑事)シリーズの最新作となる映画「帰ってきたあぶない刑事」(原廣利監督)が5月24日に公開される。「あぶない刑事」は、横浜を舞台に、破天…
ドラマ「あぶない刑事(デカ)」(通称・あぶ刑事)シリーズの最新作となる映画「帰ってきたあぶない刑事」(原廣利監督)が5月24日に公開される。「あぶない刑事」は、横浜を舞台に、破天…
俳優の松山ケンイチさんがイエス役、染谷将太さんがブッダ役で、人気マンガを実写化した映画「聖☆おにいさん THE MOVIE~ホーリーメンVS悪魔軍団~」(福田雄一監督、12月20…
俳優の妻夫木聡さんが、2019年に直木賞を受賞した真藤順丈さんの傑作小説を実写映画化する「宝島」(2025年公開)で主演することが5月22日、明らかになった。映画「るろうに剣心」…
俳優の高橋文哉さんが主演を務める映画「あの人が消えた」(水野格監督)が9月20日に公開されることが明らかになった。「次々と人が消える」とうわさされるマンションを舞台に、髙橋さん演…