ハケンの品格:“大前春子”篠原涼子が語る“ハケンの取るべき責任” 「名言」「突き刺さる」と話題

女優の篠原涼子さんの主演ドラマ「ハケンの品格」の第2話のワンシーン(C)日本テレビ
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女優の篠原涼子さんの主演ドラマ「ハケンの品格」の第2話のワンシーン(C)日本テレビ

 女優の篠原涼子さんの主演ドラマ「ハケンの品格」(日本テレビ系、水曜午後10時)の第2話が、6月24日に放送された。篠原さん演じる一匹狼の最強ハケン社員・大前春子が“ハケンが取るべき責任”について語る場面があり、SNSでは「名言」「大前春子のセリフが突き刺さる」などの反響があった。

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 第2話では、S&F社が老舗の人気そば店「京橋庵」とコラボ商品を開発することになる。斬新な企画を考えようと張り切る新人ハケンの小夏(山本舞香さん)は、浅野(勝地涼さん)の提出企画の中に、数合わせで自分の企画をまぎれこませてもらうことに成功。しかし、小夏の企画は捨てられてしまい、「ハケンに責任なんか取れないから」と叱責される。そんな中、プレゼン本番の最中に捨てられた小夏の企画が先方に気に入られていたことが後になって分かり、急きょ春子がプレゼンをすることになる……という展開が描かれた。

 ラストでは、春子が、小夏に対して、「ハケンには会社の責任は取れませんが、ハケンにだって取るべき責任はあります。それは自分に対する責任です。『ハケンなんか』などと自分の仕事を軽く低く考えるのは、あまりにも自分に対して無責任です。明日からやめなさい。すぐにやめなさい。お疲れ様」と声をかける場面も登場した。

 この春子のセリフに、視聴者からは、「いい名言」「大前さんの優しい名言」「大前春子のセリフが突き刺さる」「いろいろ考えさせられる」などのコメントが並んだ。

 また、春子がプレゼンをするシーンでは、塚地武雅さん演じる宇野の「正式な場で会社のことを我が社、弊社と呼んでいいのは社員だけ」「会社の考えや、社を代表して何かを言い切れるのは社員だけ」という言葉を受けて、「弊社」をはじめ、「です」「ます」など言い切る言葉を使わずにプレゼンする姿が描かれた。SNSでは、「プレゼンのところ笑った」「プレゼンのシーン最高(笑)」などの声も上がっていた。

 ドラマは、2007年に放送された同名ドラマの約13年ぶりの続編。篠原さん扮(ふん)する一匹狼の最強ハケン社員・大前春子の働き方を描いた作品で、令和の時代となった今回は、「働き方改革」「高齢化」「副業」「アウトソーシング」「AI 導入」「過労死」などをテーマに、新しい時代の働く人の品格を問う。前作同様、中園ミホさんが脚本を担当し、篠原さん、勝地さん、小泉孝太郎さん、大泉洋さん、上地雄輔さんが続投するほか、新キャストとして、山本さん、杉野遥亮さん、「Travis Japan」の中村海人さん、吉谷彩子さんらも出演する。

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