イップス:第5話 “ミコ”篠原涼子&“森野”バカリズム、“板野”渡部篤郎に苦戦(前話のネタバレあり)

ドラマ「イップス」第5話の一場面(C)フジテレビ
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ドラマ「イップス」第5話の一場面(C)フジテレビ

 篠原涼子さんとバカリズムさんダブル主演の連続ドラマ「イップス」(フジテレビ系、金曜午後9時)の第5話が5月10日に放送される。

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 前話は……黒羽ミコ(篠原さん)のマネジャーの初田(勝村政信さん)は「ちょっと最近バイト忙し過ぎませんか? 変な刑事を取材してるんでしょ? それのせいでテレビ番組のゲストとか断っているんですよ」と言う。

 運転手の坂浦(渡辺大知さん)は「ミコさんにとって、その刑事さんの取材が本業なんですよ!」と力説。だが、初田は「相変わらず小説は書けないんですよね?」と言うと、ミコは「私、小説書けたの! 1行。1行でも、私にとって大きな進歩だから」と笑顔だった。

 第5話は……ミコは坂浦と共に小説のネタ集めのために裁判の傍聴に来ていた。大手建設会社の不当な圧力が原因で起きたとされる建設現場での死亡事故についての裁判で、注目されていた。

 ミコは、坂浦の左に法廷画家と思われる板野恭二(渡部篤郎さん)が座っていることに気付く。

 被告で発注元の大手建設会社「茄子原建設」のやり手弁護士・杉本浩紀(田中要次さん)は、施工計画書の合理性を主張。原告の「梅坂工務店」が利益のために工程を省略した結果起きた事故では、と主張して原告側を追い詰めていた。

 閉廷後、ミコらは別の法廷へ。ミコの弟で弁護士の慧(染谷将太さん)が担当している、テレビドラマの制作現場で起きたパワハラ事件の裁判だった。ここでも法廷画の準備をしている板野がいた。

 同じ頃、裁判所屋上から杉本弁護士が転落死した。森野徹(バカリズムさん)らは現場に駆け付ける。傍聴後、慧らと共に帰ろうとしていたミコは、森野の姿を見つけるとこの一件に首を突っ込む。現場の状況から恨みによる殺人の可能性が高いと見たミコと森野は板野を事情聴取するが、板野の余裕ある態度に苦戦し……。

 脚本は「となりのナースエイド」などのオークラさん。小説を書けなくなった人気ミステリー作家、黒羽ミコと事件を解けなくなったエリート刑事、森野徹の絶不調バディーが補い合い、小気味良い会話を展開しながら犯人を追い詰めるミステリーコメディーだ。イップスは、普段できていたことが葛藤などでできなくなる症状。

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