俳優の片岡鶴太郎さんが、12月21日に放送された黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。夜10時に起床する私生活や、今年95歳で亡くなった最愛の父親への思いを語った。
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12月21日が68歳の誕生日だという片岡さん。20代でお笑いタレントとして人気を博し、俳優、ボクサー、画家、書家としてマルチに活躍。今年で芸歴50年を迎えた。
現在はヨガ中心の生活を送っており、毎日夜の10時に起床する驚きの生活を告白。「夜の10時に起床して、そこから朝の5時くらいまでヨガをします。そのあとは2時間半~3時間ほどかけて朝ご飯。果物、黒豆、玄米、甘酒、ぬか漬けなど、全部自分で作っています。昼ご飯と夜ご飯も食べないし、間食もほとんどしません」と日々のルーティンを語った。
今年4~9月まで放送されたNHKの朝ドラ「ちむどんどん」への出演が決まってから、三線(三線)の練習を始めた。「始めてから1年半ぐらい。起きてすぐに三線を弾いているんですけど、マンションなので怒られてしまって」と苦笑い。実際、スタジオで沖縄民謡「てぃんさぐぬ花」を弾き語りし、具志堅用高さんや近藤真彦さんらのものまねを織り交ぜた演奏を披露し、黒柳さんを笑わせた。
今年亡くなった父親について、片岡さんは「(父は)江戸っ子。寄席とお酒が好きで、私を子供の頃から寄席の演芸場に連れて行ってくれた」と振り返り、父親の影響で芸人の道を志したことを告白。「演芸場から帰って、こたつの上に座布団を敷いて(芸人さんを)まねると父親が喜んでくれた」と笑顔を見せた。
18歳で声帯模写芸人の片岡鶴八さんに弟子入りし「鶴太郎」の芸名をもらったときも、最初に名前を呼んでくれたのは父だったという。「普段は照れて呼べなかったと思うんですけど、酔っ払った親父(おやじ)が初めて呼んでくれた。誰も知らないときに親父が」とうれしそうに語っていた。
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