高畑充希&田中圭:「おっさんずラブ」スタッフ再集結の「unknown」で初共演 それぞれが重大な秘密を抱えた夫婦役に

4月期の連続ドラマ「unknown」のポスタービジュアル(C)テレビ朝日
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4月期の連続ドラマ「unknown」のポスタービジュアル(C)テレビ朝日

 女優の高畑充希さんと俳優の田中圭さんが、4月期の連続ドラマ「unknown(アンノウン)」(テレビ朝日系、火曜午後9時)でダブル主演を務めることが2月22日、明らかになった。高畑さんと田中さんは初共演で、それぞれが重大な秘密を抱えた夫婦を演じる。

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 今作は、秘密を抱えた男女の愛を描くラブストーリーを軸に、予測不能な連続殺人事件が絡み合う壮大なラブ・サスペンス。愛する人の重い秘密(=unknown)を知った時、それでも変わらず相手を愛し続けることができるのか……。そんな「究極の愛」を問う完全オリジナル作品で、ドラマ「おっさんずラブ」(2018年)を手掛けたプロデューサーの貴島彩理さん、脚本家の徳尾浩司さん、監督の瑠東東一郎さん、音楽の河野伸さんが5年ぶりに集結した。

 高畑さん演じる闇原こころは、週刊誌のエース記者。昼夜逆転生活を送っており、仕事の連絡がくれば休日でも飛んでいく。基本的に大雑把で、細かいことは気にしない性格。実はこころの正体は吸血鬼だが、不老不死でもなく、空も飛べず、十字架を見て溶けるわけでもない。ネット通販で血をまとめ買いしたり、SPF500の日焼け止めを塗ったり、ニンニクを食べると嘔吐(おうと)してしまうが、人間を襲うこともなく、つつましく生きている。恋人との結婚を意識し始めるが、普通ではない自分の正体を明かす勇気が出ず、一歩前に踏み出せない。

 田中さん演じる朝田虎松は、こころの恋人で交番勤務の警察官。口は悪いが、世話焼きで優しく、情に厚い。困っている人を放っておけない性格で、人々から信頼されている町の人気者だ。基本的に常識人だが、生活ルールが細かく、小姑のような一面も。3年前に離婚し、こころと付き合い始めて1年になる。町の人たちからもこころとの結婚を後押しされるが、実は誰にも言えない秘密を抱えている。

 高畑さんは、「とんでもない題材だなと思いました(笑い)。でも、ぶっとんだ設定は入口だけで、その先に人間関係の温かさや機微が描かれている……これはきっと見たことないドラマになるだろうなと思いましたし、信頼しているチームからのオファーだったので楽しみだなと思いました」とコメント。

 田中さんと初共演で夫婦役を演じることについて「私は圭さんのお芝居が大好きで、尊敬する先輩でもあるので、ご一緒できるのがずっと楽しみで、『夫婦役をやれるなんてラッキー』『やった!』って思いました」と話し、続けて「キスシーンがめっちゃ多いなと思いました(笑い)。でも他の作品を拝見していると、圭さんのラブシーンはいつもとても美しいんですよ。本当にずっとそう思っていたので、素敵な圭さんを間近で見られるのがうれしいですし、今回は身を委ねます(笑い)!」と語った。

 田中さんは「『おっさんずラブ』チームは相変わらず、良い意味で変なことをするな、面白いことをするなと思いました(笑い)。と同時に、とても難しいことをやろうとしているなと。これが成立できればすごい面白いドラマになるなとも思いました。しかも高畑さんが吸血鬼って……『そんなの絶対おもしろい』と(笑い)」とアピールした。

 「最初の『おっさんずラブ』から5年なのですが、5年ぶりっていうと嘘になるくらい、みんなと会っているんです。でもやっぱり、『一番暴れられる場所に帰ってきたな』という感じはしている。そして『ここで暴れなきゃいつ俺は暴れるんだ』とも思っているので、たくさん暴れます(笑い)!」と話している。

 併せて、ポスタービジュアルも解禁された。ウエディングドレス姿の高畑さんとタキシードに身を包んだ田中さんが、抱き合って見つめ合うビジュアルで、夫婦となる2人の周りに不吉な血痕が飛び散っている。

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