あまちゃん:“若き日の春子”有村架純 「ゼロか?10か?」母に覚悟問われ涙目で土下座 「目がいい」の声

有村架純さん
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有村架純さん

 のんさんが主演を務めた、2013年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あまちゃん」の第39回が、NHK・BSプレミアムで5月17日に再放送された。若き日の春子(有村架純さん)が、オーディション番組に出演するため東京へ行く、行かないで母・夏(宮本信子さん)と言い争うシーンがあり、視聴者が「有村架純さん、いいお芝居するねー」「目がいい」と盛り上がった。

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 同回では、オーディション番組「君でもスターだよ!」に出場できることになった春子が、夏に「お願い。二度とないチャンスだから行かせてください」と土下座で東京行きの許可を得ようとする。

 夏は「だめだ、芸能人なんて水ものだ。なんの保証もねえし」と首を縦に振らない。「受かったらどうする。この町さ捨てて東京で暮らすのか」と聞かれた春子は、「次の週も行く。10週勝ち抜かないとデビューできないの。落ちたらその時点で終わりだけど、受かったら次の週も行く」という。

 だが「毎週土曜に東京に通うのか」と聞かれると、春子は「大丈夫だよ。10週なんて無理だから。もちろん1週か2週は勝ちたいけど、10週なんて無理」と答える。

 すると夏は、「だったら行くな。途中で負けるって分かってて、大騒ぎして東京さいくのか。恥ずかしい。寝言語ってんでねえ、バカこの」といい、「本気だと思って真面目に聞いたら、ええ? 10週なんて無理だ? 遊びさ行くのか。違うべ。アイドル歌手になりたくていぐんだべ。だったらなれ。勝て! 負けたときのこと考えてるぐれえなら最初から行くな」と激怒する。

 「ごめんなさい」とまた土下座した春子に、夏は「ごめんなさいでねえ。本気か遊びか聞いてんだ。1回、2回勝ってどうすんだ。ゼロか10しかねえ。どっちだ。ゼロか?10か?」と春子の覚悟を問う。

 涙で潤んだ瞳で春子が「……10です」と答えると、夏は「分かった。なら行ってよし。組合長にはおらがちゃんと説得してやる」と東京行きを許可する。

 だが、その直後に漁協の組合長(でんでんさん)や海女仲間が北三陸市長(北見敏之さん)を連れて夏の家にやってきて、春子に週末、海女の手伝いをしてほしいと必死に頼み込む。夏は「あとはおらが話してきかせっから」と答えてその場を収め、皆が帰ると、「そろそろ寝るべ」と寝てしまい、東京行きの話はうやむやに。

 キレた春子は夏に無断で北鉄に乗って東京へ家出してしまった。

 SNSでは、「有村架純さん、いいお芝居するねー」「『10です』と言うときの、有村架純ちゃんの目がいいんだよね。真剣で可愛くていじらしくて」「ゼロか?10か?のシーンはすごかったです!」「有村架純かわいい。お目々がキラキラ」「有村架純の破壊力」「有村架純ちゃんがホント、キョンキョン」「若春子の笑顔や切実な表情が訴えかけてくるもの」「有村架純さんの渾身(こんしん)の演技はさすがです」と演技を絶賛するコメントが並んだ。

 また、有村さんと宮本さんはこの4年後、有村さんがヒロインを務めた2017年前期の朝ドラ「ひよっこ」で共演していたことから「数年後に洋食レストランのオーナーと店員に」といった声や、市長を演じた北見さんが、「ひよっこ」でみね子(有村さん)と交際した慶大生(竹内涼真さん)の父親役で出演していたことから「微妙に有村架純と絡む」と気づいた視聴者からのコメントもあった。

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